素人の素人による素人の為のゴルフ【効果抜群】『ヒント&レッスン(マネジメント1)』


GENSHIです。
前回までにゴルフの基礎的な部分について書いてきました。
今回からは応用編としてマネジメントについて書いていこうと思います。
一言でマネジメントと言いましても幾つかに分かれます。
その集合体が自身のゴルフのマネジメントになります。
マネジメントは考え方ですのでどなたでも実行する事が出来ますので読んで頂き頭の隅にでも
留めておいて頂ければと思います。
では本題に入りましょう。

【マネジメント】
 ◆マネジメントとは
  一般的には『経営管理』『組織運営』を意味する言葉です。
  具体的には、成果を上げる為にヒト・モノ・カネなどの資源を効率的・有効的に活用し、
  リスク管理を行い、初めに設定した目標やミッションの達成を目指すことをいいます。
  経済学者の方は『組織に成果を上げさせる為の道具、機能、機関』であると定義しています。
  ゴルフの場合では簡単に表現しますと下記のような事になります。
  『結果を出す為に①何をすればよいかを考え、➁使えるもの全てを使用し、③出来る限りの
   リスク回避をし④全力で実行しコースを攻略する事です。』
  先にもいろいろと書きましたゴルフのスコアを良くするポイントは幾つかありますが体を使った
  練習をする事なく現状の腕前のままでスコアの改善が可能となる一番楽な方法です。
  この事は以前にも書きておりますがプロの方が素人の方をマネジメントして大幅にスコアの改善を
  図れた事で実証されています。(ゴルフ雑誌の企画で行われました。)
  是非ともこの事(ゴルフマネジメント)を理解して下さい。
  ◆マネジメントの評価の考え方
   ※マネジメントは自分が求めているなかで最高の結果を出す為にはとても重要な手法です。
    しかしコースでのラウンド時のマネジメントについては考え方、対処方法、受け取り方を
    一歩間違えるとゴルフを全くつまらないものにしてしまいます。
    時にはマネジメントを無視した、マネジメント的には無謀な挑戦も必要だと思います。
    要するにマネジメントをどのように考えるか全体のバランス感覚だと思います。
   ※マネジメント通り進めてよい結果が出た場合は自身のマネジメントを評価すればよいですし、
    結果がよくなかった場合はまた新しくマネジメントを考えるヒントを手に入れたと思えば
    腹も立たないと思います。
   ※マネジメントにはデータを重視しがちで比較的に〖感覚〗〖感性〗が入り難い考え方ですが
    私の場合は出来るだけ入れるように考えています。
    その理由は私のゴルフの基本が自分の〖感覚〗〖感性〗《イメージ》という部分を中心に
    組み立てているからです。
◆マネジメントの種類
  マネジメントを幾つかの項目に分けた方が分かり易いと思います。
  分け方に関しましては私の考え方ですので皆さんも自分に合うように考えてみて下さい。
   イ)道具のマネジメント(クラブ、その他道具のマッチング)
   ロ)練習のマネジメント(自宅、練習場、コース)
   ハ)ホールのマネジメント(特定ホールの攻略の考え方)
   二)コースのマネジメント(コース18ホール全体の攻略の考え方)
   ホ)精神のマネジメント(喜び・興奮、怒り、悲しみ、嫌悪、愛情・信頼、不安、恥、etc)
   へ)体のマネジメント(普段のケア、運動前ケア、運動後ケア)

  私の中ではマネジメントをこのような感じで考えて整理しています。
  この項目をベースにゴルフ全体をみてスコアを出す為に何をすればよいかを考えております。
  
◆マネジメントの活用
  効率を上げる為の手法はPDCA,DCAP,OODA,PDR、等のようないろいろな方法がありますが
  そのような難しい知識は全く必要ありません。
  実際に行う事は普段でも考えられたり、すでに実践されていると思います。
  効率を上げる為の頭の使い方について考える必要はありますがあまり難しく考えないで下さい。
  気がつけば簡単な事ですので試してみて下さい。
  私の考え方を書いてみますのでご参考にして頂ければと思います。
   a)状況を調べ改善すべき点をピックアップしその大まかな対処方法を何通りか考える。
     ※6W3Hでまとめる。
     ※大まかな考え方は出来るだけ方向性の違うものをピックアップして下さい。
   b)大まかにまとめた何通りかの対処方法を再整理し、どの方法で実践していくか絞り込む。
     ※出来れば数日掛けて3通りは考えてみて下さい。
     ※数日掛けるのは日にちを変えると考え方も違った方向から整理出来ます。
   c)絞り込んだ対処方法を実践する為の方向性、方針、手法を決定する。
     ※大まかにまとめた対処方法に現状を考慮し優先順位をつけて下さい。
     ※対処方法の優先順位のトップのものを出来るだけ詳細にまとめる。
   d)実践しその結果を精査し状況を考慮し次の対応方法を考え。
     ※実践した結果から何が出来て何が足りないかを精査する。
     ※足りないものうをどのように補充すればよいかを考えイ)に戻り繰り返す。
  このような考え方でマネジメントの種類で挙げた項目をそれぞれ整理していく事によって
  効率の良い練習を行う事が出来るようになります。
  では先に挙げました各項目について考えて行きます。
  本来は項目の順番に進めて行くつもりでしたが、皆さんがご興味を持たれる項目は実践的に
  役に立つと考えられるハ)とか二)だと思いますのでそちらから書いていこうと思います。

 ハ)ホールのマネジメント(特定ホールの攻略の考え方)
  マネジメントはベストな場合を想定して作り上げて下さい。
  遊びで出来るのであればミスした場合打ち直してみてどれくらいスコアが変わるかを試してみると
  かなり良いスコアが出ると思います。
  ですのである程度はミスを織り込む必要はありますが上手く行く事を前提に策定して下さい。
  上手くいかなかった場合はその時にまた新しくマネジメントし直しましょう。
  ①ホール攻略の基本はコースをよく観察する事です。
   ※ティグラウンドからの見たり感じたりした情報、スコアカードに記載されている情報
    キャディさんが付く場合はキャディさんからの情報でコースを理解しホール攻略方策を
    頭の中で考え、《イメージ》し作り上げてからティオフする
  ➁ティショットは真っすぐか一方向にしか曲がらない前提で方向を取る。
   ※ゴルフの基本はボールを目的のところに運ぶ事です。
    ですので球筋は真っすぐ又は一方向にしか曲がらないように練習をします
    それによって多少のズレ幅はありますがまず第一打を大体見える範囲(次打が打てる場所)に
    運ぶ事が出来ます。
   ※思いのほか大きく曲がった場合でも予定の曲がり方向であれば良しとします
    打てない場所に行った場合は次回の課題にします。
  ③次打以降グリーンオンするまでは下記の点を考慮し対処方法を考えて下さい。
    イ)次打がグリーンに向かって打てる場合。
     a)自身の球筋に合わせた方向にアドレスの向きを合わせて打っていく。
     b)クラブは距離ばかりではなくライの状況も考慮に入れる。
      ◆Par3、Par4ホールは余程のトラブルがない限り2打目は基本的にはアイアンで
       打つ事になると思います。
       よってクラブの選択方法は距離をメインに判断しますが下記の点に注意して下さい。
       ※フェアウイの場合:通常の問題ない程度に芝があると思われる(感じられる)場合は
         持ち球を生かして思いっきり攻めていきましょう。
         但し、薄いライの場合があるのでクラブが弾かれる可能性があります。
         その場合はアイアンからユーティリティ、フェアウェイウッドまで使用クラブの
         幅を広げて考えて選択をする必要があります。
         ●秋の終わりから春先までは薄い場合が多いので注意して下さい。
          ティショットをフェアウェイではなくワザとラフに打つ事も考慮に入れる
          必要があります。
         ●地面が透けて見える場合はアイアンは結構弾かれます。
          アイアンをボールに対するクラブの入射角度を浅くする(シャロー)打ち方、
           ユーティリティ、フェアウェイウッドで短い距離の打ち方の練習が必要です。
          但しユーティリティもフェアウェイウッドもインパクトは『払い打つ』という
         〖感覚〗は持たないで下さい。
          常にクラブはダウンブローに打っていくと『意識』して下さい。
          インパクトの《イメージ》はアドレス時よりロフトが経った状態でボールを
          ヒットする事です。
          ボールを地面に埋め込む《イメージ》でインパクトして下さい。
          そうするとクラブもずっと下を向いているので『あおり打ち』『すくい打ち』
          する事がなくなります。
         ●トップする事も考慮しグリーン奥の状態もチェックしておきましょう。
          軽めのトップの場合は持ちに近い球筋が出ますが強いトップの場合はほとんど
          ライナー性の曲がりの少ない球筋になります。
          その場合のボールの飛んでいく方向は持ち球に合わせてアドレスしているので
          その方向に飛び出したらほぼそのままの方向に飛んでいきます。
          またグリーンで止まる事はほとんどないので自身の飛んでいく方向の奥が
          トラブルゾーンになるのかならないのかの状況を確認してから打ち出し方向を
          決定しましょう。
       ※ラフの場合:ライの深さでクラブ選択を行いますが、ボールを見る場合に真上から
         ボールを見ると沈んだようには見えない場合があります。
         ですのでボールの状況把握は出来るだけ近くに立ってみて靴への草の掛かり具合
         ライの状況 ⇒ a)深さ(ボールの沈み具合)、b)芝の強さ(季節、時間)、
         c)芝目(順目・フラット・逆目)、d)密集具合を判断する必要があります。
         ●残り距離とボールのライの状況を判断しクラブ選択を行います。
          距離かライかどちらを優先するかというと100%ライの状態です。
          距離的に届かなくても(ラフから出すだけになっても)クラブ選択の際に
          我慢の選択が出来るようになる事がスコア改善の大きなポイントです。
         ライの状況(4パターン)をそれぞれ3段階に分けて考えてみて下さい。
          その組み合わせは計算上は81パターンになりますがそれは『机上の空論で』で
          そこまで細分化して考える必要は全くありません。
          ただ参考として〖感覚〗的に、《イメージ》的に最低でもそれくらい多くの
          ライの状況が存在する事を理解して下さい。
         ●ライの状況によるクラブの選択については〖実践経験〗も必要です。
          《イメージ》〖実践経験〗を蓄積し状況判断が出来るようになって下さい。
          しかし優先すべきは〖実践経験〗ではなく〖感覚〗〖感性〗《イメージ》であり
          自分なりのライの状況判断が出来るようになり、それにマッチしたクラブの
          選択が出来るようになる事が最も重要です。
          ライの状況の『感じ方』『考え方』『対処の仕方』は人それぞれ違いますので
          自分の〖感覚〗〖感性〗[クラブセッティング][実力]によって自身で対応を
          《イメージ》出来るようになって下さい。
         ●ラフの状況(ボールの状況)によってどのクラブをピックアップする。
          ピックアップする際には注意深く考えますがますがクラブをどのように
          変えて行けばよいかの目安を持つ必要があります。
          ⅰ)ラフに入った場合は番手を下げる事を前提に考えましょう。
            単純に考えてラフに入っただけでもライの状況は分からないとしても
            使用クラブを下げる事を前提に心を決めライの状況を把握しどのクラブを
            使用するか考える必要があります。
          ⅱ)残り距離だけを基準に判断しないようにしましょう。
            距離だけでクラブを考えるのではなく抵抗の大きいラフに入った状況は
            既にハザードに一歩足を踏み入れてしまったと考えて下さい。
            そしてそれ以上深いハザードにハマっていかないように一歩引いて状況を
            冷静に確認、整理しクラブ選択を行って下さい。
          ⅲ)ラフの状況を考慮して3段階に分けてクラブを選択する事をご提案します。
            先にも書きましたが通常フェアウェイから打つ場合から考えて距離的には
            届かなくなる可能性はありますが1~2クラブ下げる事から考えます。
            ※ラフも浅い場合はユーティリティ、フェアウェイウッドで距離を合わせて
             攻めていける可能性はあると思います。
          ⅳ)思ったよりも番手は下げる事が重要です。
            アイアンの場合、最近のクラブはストロングロフトになっているものが
            多いので考え方、表現方法が難しいのです。
            同じ番手でもロフト角が異なれば距離は違ってきますしヘッド形状によって
            どれだけラフから振りぬけるかがハッキリしないのでロフトと距離の関係は
            実践で試しながらラフでの使用クラブを決めて下さい。
            ※まず第一にラフの状態でも一番楽な場合での残り距離に合わせた
             クラブ設定をして下さい。 
            ※その距離からラフの状況が3段階に変わっていくので1段階悪くなる毎に
             2クラブ下げていく事をお勧めします。
            ※最終的にはSWで出すだけの場合も出てくる事を覚悟していて下さい。
            ※クラブを下げる事は距離が出なくなる事でありますので基本的には
             残っている距離は届かない事を理解しておいて下さい。
     ロ)グリーンに向かって打てない場合
      a)大きくスコアを崩さないように特に冷静に状況判断を行う。
       ◆とにかくハザードや深いラフに入った場合、無理したり打つ事に追いかけられたり、
        場合によってはクラブも変えないで打ってしまったりしてしまいます。
        何も覚えていないくらい頭真っ白な状況でキズをどんどん大きくしてしまいます。
        バタバタの状況ですのが出来るだけ〖数息観〗《呼吸》を整えてショットの
        《イメージ》を作ってから次打に向かいましょう。
      b)3ホールを1セットとし6セットで1コースと考えて1セット毎に気分転換をする。
       ◆何か理由を付けて気分転換を行い惰性で大叩きを続けないようにしましょう。
        自分の心に言い聞かせるだけでは変わらないので、前向きな内容を声に出して
        ハッキリ表明しましょう。
      c)バンカー、深いラフ、ブラインド、林の中、等ではまずは脱出する事だけを重視する。
       ◆プロの方、上級者の方でもそのような状況からでは確実に無駄な打数を無くす為に
        1打又は2打ロスを受け入れてプレーを行います。
        皆さんもそれくらいの強い気持ちを持って臨んでいるか毎回そのような状況に
        なる度に自分に問いかけてみて下さい。  
      d)単独ホールのスコアだけではなくコース全体の攻守のバランスを考える。
       ◆トラブルのホールではトラブル分の打数を受け入れそのホールで気分を一新する。
        次のホールはトラブルになったホールとは関係がない事をホール間の移動中に
        確認し引きずらないように気分転換する。
       ◆1ラウンドのスコアは平均するとハンディキャップも含め大体自分の実力なりに
        落ち着いてきます。
        1ホールだけ大叩きしてもハンディキャップもありますので諦めないで積極的に
        気分転換をして18ホール全体を考えてスコアメイクをしていきましょう。      
  ④次打地点に着いたならば必ず後ろを振り返り前打地点をみて下さい。
   ※理由としましては下記になります。
    この事は多分聞かれた事がないと思いますがこれこそ騙されたと思ってやってみて下さい。
    効果は大きく、スコアを改善する大きなポイントの一つです。
    イ)逆から見る事でホールの全体像、設計内容が大まかに把握出来る。
     ▲両方向から見る事でより正確にホールが把握出来る。
    ロ)気になっていたもの(ハザード、傾斜、木の枝、等)が思ったより関係ない事に気づく。
     ▲目の錯覚や邪魔物を超えた先は広くて安全な事が多い事に気づかされ次回以降の
      ホール攻略の大きな強みとなる。
    ハ)距離感、方向性、高低差の確認、調整が出来る。
     ▲一方通行では気付かない設計者の意図が把握出来る。
    ニ)後続の組との距離的、時間的な差を確認出来る。
     ▲前後の組との関係で余計な事に気や時間を取られないように、焦ったり、バタバタしない
      プレーをする為の情報となる。
   ⑤グリーンを狙う場合、ピンをセンターにして最低4つの面に分割して狙っていく。
   ※グリーン面を4分割する場合、カラー、ラフを含めたグリーンエリアを単純に均等に
    分割するのではなピンをセンターにして分割します。
    よって分割したグリーンの面積はピンの位置よって大きく異なってきます。
    カップがセンターに切られてい場合以外はほとんどがカラーからラフになってしまう面が
    出来てくる事もあります。
    イ)それぞれの面に番号を付け(例:左奥⇒1、右奥⇒2、左手前⇒3、右手前⇒4)
      狙いをハッキリさせてパッティングをしましょう。
      2分割から始め4分割、6分割、8分割、等上達するにしたがって分割数を増やしていき
      少しでもパー、バーディのチャンスを多く作れるようにチャレンジして下さい。
    ロ)グリーンを狙う場合、持ち球によって狙う位置が同じでもボールを打ち出す方向は
      変わってきますので持ち球やクラブによる癖を忘れないで考慮して下さい。
      ※その為にもどちらか一方向にしか曲がらない球筋を作って下さい。
    ハ)球筋によっては風などの気象条件の影響が変わってきますので意識して下さい。
      フック・スライス風、アゲインスト・フォロー風、雨、等の条件によっては
      球筋がコントロール出来なくなる場合がありますのでどう対処すればよいかが
      何となくで構いませんので〖感覚〗的に分かるようにトレーニングしてみて下さい。  
    ニ)グリーンの状況(傾斜、速さ、目方向、等)がある程度分かっているのであれば
      ショットの球筋(フック、ストレート、スライス)と同じラインでパッティングを
      打てるようにグリーンを狙う事もスコアアップには非常に役に立つマネージメントです。

以上でマネージメントのPart1はおしまいにします。
相変わらずの稚拙な文、内容でなっておりご理解頂けない部分もあったと思います。
不明な点が御座いましたらばお知らせ下さい。
出来るだけ詳しくご案内させて頂きます。

お読み頂きまして有難う御座いました。
次回は〖コースのマネージメント〗について書こうと思います。
                               GENSHI
          
      
 
  
  
  
  
  

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