GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
今回もゴルフ【自宅での練習を大事にする(Part1)】について書こうと思います。
私のゴルフのコンセプトである楽に、楽しんで、時間や費用を節約して上達する為には
多少はある期間集中して頭(ゴルフ頭脳)を使った練習する事が必要になります。
効果的で、節約する為の方法はいろいろありますので提案させて頂きます。
その中から自身に合うものをピックアップして上達の役に立てていただければ幸いです。
この話は長くなってしまいますので4回に分けて書いていきたいと思います。
では進めていきましょう。
【自宅での練習を大事にする】
①自宅は練習する場、練習場はチェックの場
★ゴルフ上達の為のヒントを提案しておりますが楽に楽しんで時間・費用を節約する為には
練習場で考えたり悩んだりしていては無駄が多くなるばかりです。
無駄をなくす為には練習場に行くまでに問題点をピックアップしその対策方法を出来るだけ
沢山の対応策を見つけておく必要があります。
その問題点と対策を持って練習場に行きその中でどれがBetterな方法かをチェックする。
練習場をそのように使うと上達も早いですし節約も出来ます。
ⅰ)球筋の考え方
目標のポイントに何となく、何も考えないで物を投げるとき、飛んで行く軌道(球筋)は
自然にその方の持って生まれた感覚によって決まります。
高中低どの軌道になるかは自身の漢学ですので通常のショットは全てその感覚(球筋)に
合わせるように統一していきましょう。
無理に高い球や低い球を打とうとしていませんでしょうか。
自分の感覚に合う球筋を打っていますか。
その感覚に合うスイング、道具、練習方法を求めていますでしょうか。
まずはどちらになるか普段から気にして自分がどちらに向いているか調べましょう。
その為には球筋を《イメージ》をしてみてどちらがピンとくるか考えてみましょう。
そこを決め込んで練習場で試してみましょう。
※直線的に投げる方はショットもアプローチもライナー性の中低弾道を目指す。
※フワッと投げる方はショットもアプローチもフライ性の高弾道を目指す。
ⅱ)距離感の身に着け方
距離感の身に着け方は以前に書きましたが〖見た目の感覚〗と〖実際の歩測〗との
マッチングを行う事です。
この方法は普段の生活中でも実践する事が可能ですのでどなたでも可能ですし
既に実践されている方も多々いらっしゃると思います。
ですので今回はちょっと違った方法を提案したいと思います。
基本的には長い距離も短い距離も考え方、実践の仕方は一緒です。
長い距離は現実的には出来ない練習もありますが、その分距離が多少ルーズになっても
素人にとっては問題ない事が多いので気にしないで下さい。
長いクラブは目標が大雑把で構いませんのでボールが見える場所、打てる場所、にあれば
OKくらいの軽い気持ちでいて頂ければ問題はないと思います。
スコア84±5打(HC12±5)はそれくらいの考え方で楽にクリアする事が出来ます。
●練習についての考え方は下記になります。
以下は基本的にはショットについてですのでパッティングにつきましては重複する
部分はありますが分けて書いております。
※見た目の感覚を歩測で確認するのではなく、歩測をした距離を見た目で確認する。
◎前提がありますのでこの部分だけは確実に決め込んでおいて下さい。
1)常に〖歩幅〗を一定にする。
通常の〖歩幅〗とコースでのラウンド時の〖歩幅〗を出来るだけ統一し
《呼吸》と体の中の〖リズム〗を崩さないようにする。
2)1歩を1Yardと限定しない。
1歩1Yardの考え方ついては常々疑問に思っていましたが
コースでのラウンド時の一つの目安としての考え方は理解しています。
小柄な方、年配の方や子供達には無理だと思いますので
自分の歩幅×歩数=距離 とする事をお勧めします。
歩幅を測定し1歩何Yardか、1Yard何歩か決める。
1歩1Yardの方は良いのですがそうでない方は無理して1歩1Yardに
こだわる必要はありません。
3)歩幅の《イメージ》を《呼吸》と連動させる。
いろいろな場所を歩く時の《呼吸》〖リズム〗と〖歩幅〗の関係について
《イメージ》しどのような関連になっているか考えてみる。
a)〖歩幅〗狭め+《呼吸》早め ⇒ 急傾斜地向き
b)〖歩幅〗広め+《呼吸》早め ⇒ 次打地点中間点までの移動時
c)〖歩幅〗狭め+《呼吸》遅め ⇒ 緩傾斜地向き
d)〖歩幅〗広め+《呼吸》遅め ⇒ 次打地点中間点からボールまでの移動時
①歩測をする前にスタート地点周辺にあるものの長さ、高さ、大きさを測ったり、
何かを基準にして寸歩を数字で表す。
●身長対比(何倍、何分の一) ●前後左右との対比 ●影との対比
●測定資料、データの入手 ●自身によるメジャーでの実測 etc
➁歩数をカウントしながら歩き自身の歩幅何歩分か確認する。
5Yard~10Yard~30Yard~50Yard~100Yard~150Yar~200Yard~250Yard~
~300Yard,等々、振り返って連続に特定のものの見え方が移動距離によって
どれくらい変わって見えるかを確認して下さい。
距離が遠くになるにしたがって物は小さく見えてきますが①で採寸したものが
どのように見えてくるかを確認してみて下さい。
見た目の《イメージ》を感覚的に捉えを身に着ける事が出来ます。
③それを何かも繰り返す事によって必要な距離が見た目で自分の歩幅何歩分か、
何Yard残っているかを掴む事が出来るようになります。
④以降は自分の歩幅をベースにして距離の《イメージ》を作り、求める距離を打てる
ように練習し、合わせてクラブのセッティングの見直しを行ってみて下さい。
⑤補足になりますが距離感を身に着ける練習方法は概して言われているのは
〖テイクバックは何時の位置~フォローは何時の位置まで〗があります。
私は《イメージ》や〖感覚〗を大事に考えておりますので参考にしていません。
結果的にそうなっている事もあると思いますが何せ素人ゴルファーですので
スイングもインパクトの強さも、距離感もその日暮らしです。
何かを決めて(ルーティン化して)目安にする事は重要であり有効な事とは
思いますがあまりこだわり過ぎない方がよいのではと考えています。
●私の基本的な考え方に何事につけても出来るだけ『ルーティン化しない』と
いうものがあります。
ゴルフ上達の為には《イメージ》の世界を広げ想像力、創造力を膨らまし、
《呼吸》と体の動きをシンクロさせ、そして《固定観念》を捨てて
どんな事でも、もっと自由に考えていく必要があります。
自由に考えていくにいは『ルーティン化いない』事が特に重要です。
決めを作らないからこそ自由に《イメージ》する事が出来るのです。
そうして気分は自由に一日一日を過ごして行く事がゴルフだけではなく、
人生の目的である【人生を楽しむ】事に繋がっていくのではないでしょうか。
※短い距離(アプローチ)は実際に下手投げで投げて、転がしてみる。
◎アプローチは確実に寄せて無駄な1打を無くしたいものです。
1打を無駄にしない、改善する為には最終的にはパッティングの上達は欠かせません。
しかしその前にパッティングを楽にする為にアプローチを磨く事も重要です。
その為にもアプローチを強化する方法をまず考えていきましょう。
その考え方として下記のどちらを重視されますでしょうか。
▲パターが上手いからアプローチはある程度で良い。
▲アプローチが上手いからパターはある程度で良い。
両方上手い方はなかなかいらっしゃらないと思いますのでどちらかに特化した方が
練習も少なく済みますし上達も早いと思います。
私はアプローチとパッティングはほとんど同じ《イメージ》で考えています。
▲同様な感覚:⦅イメージ、⦆ライン、距離感、インパクトの強弱、etc
▲異なった感覚:アプローチは少しだけボールを浮かす。
フック、スライス、バックスピン、トップスピンがかけ易い。
その事を頭において練習場、コースでのラウンド時のアプローチ練習を
考えていきましょう。
①近い距離(アプローチ)は実際に下手投げで投げたり転がしたりすると
距離感を掴む事が出来るようになります。
自分の《イメージ》する速さ、強さ、高低を意識して行う。
➁その結果で自身の持っている《イメージ》と〖感覚〗と〖実際の動き〗の
バラツキをチェックしなるべく一致するように修正する。
③練習場では連続で何十球も打つと《イメージ》も〖感覚〗もルーズになってきて
ズレてくるので続けての練習は避ける。
1日の練習で150球打つとして5発を1セットにして10回~15回程度、連続しては
行わず何回かに分けてけて行う。
★自宅での練習方法は《イメージ》をフルに使ったものです。
イ)まずボールの高さ、強さ、バウンド数、球筋、転がり、スピン量、等を
《イメージ》してカップインまで頭の中で映像化して下さい。
ロ)次にクラブを持たないでアドレスしボールを打つ《イメージ》を持って
架空のショットを行って下さい。
ハ)クラブヘッドの動き、フェイス面への当たり方、インパクトの手応えも
《イメージ》して下さい。
二)最初に《イメージ》したショットが打てましたでしょうか。
打てるようになるまでちょっと時間が空いた時にでもやってみて下さい。
かなり効果があります。
※パッティングはカップインさせない練習をする
◎パッティングにおいてカップインさせる練習をつづけているだけでは
身に着ける事は難しいと思います。
最後の一転がりでコロンと入った場合、カップの反対側の土手にぶつかってしかも
一回空中に跳ねてから入る場合とでは実際に打っている距離は大きく違ってきます。
多分フラットなグリーンで最低でも1mは違っていると思います。
それを無くす為に『入れない練習』をご提案いたします。
アプローチ度同様に行う架空のパッティング練習もとても効果的ですが
室内で簡単に出来るパッティングは実践しながら磨く事も楽しんで出来ますので
是非両方とも試してみて下さい。
ⅰ)カップの穴の部分が持ち上がった練習用マットでは穴の周りの平らな部に
ボールを集める。
▲何個か集まってくると次から打っていくボールで既に残っていたボールが穴に
落ちて行ってしまいます。
あの狭いエリアにボールを何個の残せるかがあなたのパッティングの腕です。
▲残す最低の目標数はまず6個です。
マットの大きさにもよりますが慣れてくると10個くらいは残せると思います。
▲この練習は〖見た目の距離〗、〖距離感〗、《イメージ》、〖感覚〗を
合わせるのにとても役に立る練習方法です。
ⅱ)プラスチックカップを寝かせておいてこちらは入れる練習です。
方法は下記になりますが強さの感覚が身に着きます。
●入り口で止める ●カップの中間で止める ●底に当てる、
●カップが半分起きるがまた寝てしまう ●カップが完全に起きる、
●カップが完全に起きてしまい前側が浮く ●カップが完全に倒れる。
これは使用するカップによって異なる音の大きさによっても距離感を
鍛える事も可能です。
音に関してはⅴ)に書きます。
ⅲ)ボールを見ないでカップを見ながらパッティングを行う。
視覚からの情報がどれだけ大事かが分かるのと同時にどれだけ視覚からの
情報のトリックに惑わされているかが分かります。
※目線の角度、首の角度、体の角度、効き目、利き手の関係により
ラインが違って見える事が分かると思います。
▲人間は特定の目標を正確に捕えようとする際には体がその目標に対して
目視出来るように正対している方が上手く行きます。
例えば体全体が標を向いているもの
①キャッチボール ➁ボーリング ③キャスティング ④カーリング etc
顔だけが目標を向いているもの
①ダーツ ➁弓道 etc
ゴルフのように(パッティングに限らず)目線とは90度横を向いた状態で
手で直接ではなくクラブの先の小さなヘッドで(手の近くでもない状態)で
それよりも小さなボールをコントロールする事はとても難しい事です。
その為に体が必要以上に動いたり、また止まるべき部分が動いたり、
ヘッドアップしたり、利き手側の肩が出てきたり、下半身がぐらついたりして
ミスパットをしてしまいます。
そのような多くのミスを修正する為に顔だけですが初めから目標を向いて
パッティング練習を行います。
体の向きはなるべく普段通りに構えて下さい。
▲カップを見たパッティングを繰り返練習した後にボールの転がる速度、回転、
ライン、カップインを《イメージ》し、顔も体もアドレス全体を通常通りに
構えてパッティングを行って下さい。
カップインの確率は大幅に上がっていると思います。
先の練習を繰り返す事でアドレスからカップインまでの《イメージ》、
〖感覚〗が自身の体の〖感性〗とマッチしてより正確性がアップしてきます。
ⅳ)インパクトの感覚により距離感、方向性を出す。
より正確なパッティングの為には出来るだけ正確なインパクトが必要です。
ゴルフは〖感覚〗、〖感性〗で成り立っています。
それをコントロールする為には《イメージ》が重要です。
インパクト自体や練習方法も含めて《固定観念》を捨てて《イメージ》をすると
体が反応出来るようにする事が重要です。
▲距離感、方向性、正確性、弾道、スピン量、等ゴルフのいろいろな部分は
感覚に基づいています。
その感覚(インパクトの感覚)を身に着ける練習方法です。
●ボールを適当に置きアドレスを取らないで適当にパッティングする。
※足踏みしながら、横を向いたまま、距離、方向は気にしない。
●特に目標も決めずとにかくボールとヘッドをインパクトをさせる。
※綺麗にインパクトしようと思わず何となく打ってみる。
●適当に何球かインパクトさせた後、次に目標を大まかに設定し
一応何となく狙いながらそれでも適当にパッティングする。
※感覚で適当にパッティングしながら狙う気持ちを持つ。
●最後に目標を設定し、距離を歩測し通常のアドレスを取り入れる為に
パッティングを行う。
●適当な場合と、しっかりと構えた場合の差を確認する。
※思ったより適当にパッティングした場合でも何とかなっている事を
感じて下さい。
●その感覚を大事にし繰り返し練習してみて下さい。
※インパクトと距離感の感覚が出来てきます。
ⅴ)音と距離を同調させる。
▲音はとても重要なもので大手クラブメーカーでも研究がされ、クラブの
開発のポイントになっているくらいです。
人間は五感(+α ⇒ 六感?)がありますがゴルフ上達には使えるものは
すべて使う気持ちが大事です。
ショットでもパッティングでも音は重要で上達にはいろいろと有効な
考え方がありますがここではパッティングについて書きます。
●ヘッドアップを防ぐには利き手と反対側に耳でカップインの音を聞く、
入らない事も当然ありますので入った音を聞く《イメージ》する。
(利き手と反対側の耳とは目標側=カップ側になります。)
●距離を打ち分ける場合、振り幅やインパクトの強弱によって声を
出してみて下さい。
ⅰ)(強)ビュー、ブン、ゴン、ガーン、バン、
ⅱ)(中)ピュー、プン、コン、カーン、バン、
ⅲ)(弱)ピュッ、フン、コツン、カン、パン、etc
このように距離に合わせて実際に口で擬音を発しながらパッティングを
行ってみて下さい。
この音と距離感、ゴルフ感覚、《イメージ》がドンピシャに合った方は
この方法でパッティングは一気に改善すると思います。
以上で【自宅での練習を大事にする(Part1)】の説明は終わります。
ゴルフにはお金が掛かり過ぎるからやろうと思ってもなかなか手が出せないという事を聞きます。
しかし練習の仕方、道具の入手の仕方、コースの選び方、交通手段の使い方、等々、いろいろな
手段を考えるとかなりの節約が出来ます。
多趣味の方は時間・費用を分割しなくてはならないのでゴルフにかけられる費用は小さくなります、
ですがゴルフがある程度上達するまでは一時的に特化してみては如何でしょうか。
一度上達してしまうと定期的にチョッとした練習を続けるだけで身に着けた実践力が落ちない
ゴルフを構築する事が出来る練習方法を提案したつもりです。
今回から読んで頂いた方には遡って初めから読んで頂ければ、よりピンとくると思います。
この『ヒント&レッスン』が皆さんの上達のお役に立てれば幸いです。
お読み頂きまして有難う御座いました。
次回は【自宅での練習を大事にする(Part2)】について書く予定です。
GENSHI
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