素人の素人による素人の為のゴルフ【効果抜群】『ヒント&レッスン(呼吸)』

GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
今回もゴルフ《呼吸》ついて書いていこうと思います。
毎回の事ですが私の書いております『ヒント&レッスン』の内容はあくまでも私個人の私見による
一考察ですので効果のほどは100%お約束出来るわけではありません。
100%のお約束までは出来ませんが今までに10人以上の実績はありますのでご興味を持って
頂いた方には引き続きお読み頂けましたらば嬉しいです。
この『ヒント&レッスン』が少しでも皆さんの上達のお役に立つ事が出来ましたらば幸いです。
今回は《呼吸》についてですが【数息観】という心の安定方法についても書いています。
私が中学生時代に学校の先生より教えられたものですが今までに結構役に立ってきました。
参考にして頂ければと思います。
それでは《呼吸》について進めていきましょう。

【《呼吸》を整える】
 人間の《呼吸》はリズムと連動して動きを作っています。
 早く走る時、激しいダンスをする時にはゆっくり《呼吸》する事は出来ず、また逆にゆっくりと
 歩く時、スローンなダンスをする時には早く《呼吸》する事は出来ません。
 《呼吸》、『リズム』、『動き』の3者には切っても切れない関係があります。
 それはゴルフスイング(ドライバーからパターまで)でも同じ事が言えます。
 コースでのラウンド時の事を思い出して下さい。
 朝一番スタートホールでのティショットの時、両サイドOBの狭いホールでのショットの時、
 久々のバーディーパットの時、ベストスコア更新の一打、家族や気の置けない友人とのんびり
 スコアを気にせずプレーする時、競技会に参加する時、等々平常心でない事が多々あります。
 また日常生活を送っている時にも《呼吸》が大きく乱れる事は多々あると思います。
 その時の《呼吸》について思い出してみて下さい。
 状況によって普段の生活を送っている時の《呼吸》よりは早くなったり、遅くなったり、
 深かくなったり、浅くなったりと、かなり違っているのではないでしょうか。
 このように《呼吸》は気が付かないうちに乱れ、同時に心拍数や血圧も上がったり、下がったりして
 体の動きに大きな影響を与えています。
 練習場で上手く行く事がコースでのラウンド時に上手く行かないのは《呼吸》の乱れに気が付いて
 いない事が大きな原因の一つです。
 今回はその《呼吸》について考えていきたいと思います。
 何回も書きますがとにかく《呼吸》はゴルフに限らずとても重要です。
 《呼吸》をコントロール出来ればどんな事にも心配なく対処する事が出来ます。
 以下に実践方法について書きますが、文字でみるとかなり面倒臭い事だと感じられる思います。
 ただ実際試してみて頂くと書いている内容を実践する事がそんなに難しい事ではないと感じて
 頂けると思います。
  
〖実践方法〗
  ①体の動き(リズム)と《呼吸》に一体感を持たせる。
   ★《呼吸》はリズムを生み出し、リズムは体の動きを生み出します。
    《呼吸》は体の動きに合わせて変化しますし、逆から見ても《呼吸》が変化した場合は
    体の動きも変化します。
    普段の生活時でも、ゴルフをプレーしている時でもリラックスした場合、緊張した場合、
    平常心の場合、等それぞれの一寸した状況の変化は《呼吸》を変化させ、またそれに合わせて
    体の動きも変動させます。
    その為、《呼吸》が乱れている時に繊細なショットを打つことは困難であり、体が落ち着いて
    いない時に《呼吸を》安定させて事は出ません。
    ここでの結論は《呼吸》を安定させて動きを安定させる事が本来なのかもしれませんが
    私の結論は《呼吸》や体の動きどちらかを安定させる事によってもう片方を安定させる、
    それによってスイングを安定させショットを安定させる、というものではありません。
    結論は乱れた《呼吸》、乱れた体の動きで最低限満足の持てるショットを打つ事が
    出来るようにするように自身のゴルフを構築する事です。
    プロ、上級者の方はルーティーンを決め、合わなかったり、周りの動きが気になった時には
    仕切り直しをしますが、それをルーティーンを無くす事が私の提案です。
    《呼吸》がどうであれ、体がどうであれ、天候や周りの環境がどうであれ、また自分でも
    しゃべりながらでも打てるようにする(なる)事を提案します。
    良く言えば一瞬の集中力を持って、気持ちのオンオフを切り替えて、ぞんざいな言い方を
    しますと能天気に、好き勝手に打つ事の出来る心の強さを持つ事を鍛えるべきだと思います。
    コースに出ると走らなければならない、何回もミスして続けてまた先の見えない不安な
    場面で打たなければならない等、落ち着いていられない状況が多々あります。
    安心、安定した状況で打つ事が出来る場合はあまりないのではと思います。
    その為にルーティンを無くし《イメージ》、リズム、体の動きのルール的な決め事とせず
    自身の感覚でまとめ、コントロール出来るようにする必要があります。
    その基本ベースとなるものが《呼吸》なのです。
    決め事は出来るだけ少なくし動物本能で動きをコントロールする事を身に着けましょう。
    より実践的な考えか方、練習方法は次になります。   
  ➁スイング中《呼吸》を止めない。
   ★《呼吸》にはいくつかの分類があります。
     ⅰ)吸気 ⇒ 交感神経が刺激されて、活動的な状態を作る。
           関節が緩み筋肉が使い易くなる。
       呼気 ⇒ 副交感神経が刺激されて、リラックス状態を作る。
           関節が固まり筋肉が収縮して使い難くなる。
     ⅱ)内部呼吸 ⇒ 細胞内部で行われるガス交換。
       外部呼吸 ⇒ 肺呼吸により血液中に酸素を取り入れる。
     ⅲ)胸式呼吸 ⇒ 肋間筋を動かし、活動的な状態を作る。
       複式呼吸 ⇒ 横隔膜を上下に動かし、リラックス状態を作る。
     ⅳ)呼吸を止める ⇒ 脳や心臓が酸欠になり血管を拡張し血圧が上がり、心筋梗塞、
               心不全のリスクが増す。
              ⇒ 体を剛体化し瞬間的な爆発的な力を発揮出来る。
              ⇒ 筋肉、関節を固める為、持続的な運動には不向きである。
     ※ゴルフスイングのような瞬間的に爆発的な力を必要としない運動には出来るだけ
      ゆったりした《呼吸》で作られる体の動き、使い方が必要となりますので 
      《呼吸》を止めるという事は厳禁となります。
      このように運動をコントロールする根本には《呼吸》があります。
      この《呼吸》を止める事の弊害は前述しましたが吸う、吐くの使い方についても
      間違えれば有効であるものさえマイナスの効果になってしまいます。
      重要なポイントですので自宅でも繰り返し試してみて下さい。           
   ★《呼吸》については分類の仕方、トレーニングの目的や方法、鍛錬するパーツ、等の
    いろいろな条件によって考え方、対応の仕方、効果(結果)が異なってきます。
    《呼吸》は検索してみて頂ければ分かると思いますが内容がかなり複雑です。
    私は専門家ではありませんので聞きかじりですが上記くらいは頭に入れてあります。
    その事をベースにして考えた事が《呼吸》を止めないでスイングをするという事になります。
    ○ア ド レ ス:すべて吐き切った状態にする。
            息を吐く際にはなるべくゆっくり一定のリズムで吐いて下さい。
            この時点で《呼吸》を乱さないようにしながら上半身(背中、首、腕、
            手首、グリップ、等)の上半身の脱力を意識して下さい。
            息を吐き切ると今度は自然に息を吸い始めます。           
            これが人間の体の持っている自然なリズムでありテークバックに入る
            切っ掛けとなります。
    ○テークバック:息を吸う事で開始する。
            長いクラブ程早めのリズムで吸い、早めにトップの位置を決める。
             ※シャフトが長くなるとヘッドの移動距離が長くゆっくり上げていると
              軌道安定性なくなりトップが決まらない。
            短いクラブ程ゆっくりのりずむで吸い、ゆっくりトップの位置を決める。
             ※ゆっくり上げて力を溜めて一気に降ろしていく為の準備をする。
              詳しくはダウンのところをお読み下さい。
            吸いながら上げていく事でその方それぞれのトップが完成します。
            但し、決して《呼吸》を乱したり、息の長さを越えてまで、体の動きの
            リズムを壊してまで大きなトップを求めないで下さい。
            体の可動範囲を超えて作ったトップではスイング中のクラブの軌道を
            コントロールする事は出来ず必然的にボールコントロールも出来ません。
            また《呼吸》を止めたり、吐きながらテークバックをしないで下さい。
            今度は体の可動範囲を必要以上に小さく使う事になり、その結果緩んだ
            トップを作る事になりスイングのリズムを無くしてしまいます。 
    ○トップ   :吸い切ったところから息を吐くタイミングで切り返す。
            ※トップの大きさは体の可動範囲によって決まりますが《呼吸》と体の
             関係、使い方で大きく変わってきます。       
            テークバックのところでも書きましたが《呼吸》を無視してトップを
            作ろうとすると乱れた、緩んだ又は硬直したトップになり切り返し、
            ダウン以降もそのまま乱れた、緩んだものとなりスイング軌道が安定せず
            いろいろなミスショットを誘発する原因となります。           
    ○ダウン   :長いクラブ程ゆっくり息を吐きながらクラブを振る。
             ※長いクラブは早くダウンを行うとフェースが開いたまま降りてくる。
              それを無理に間に合わせるようにリストターンをすると低弾道になり
              引っ掛けやチーピンが出るようになってしまします。
              フェイス面が戻る事を待っていると振り遅れてインパクトを迎え、
              スライスやプッシュアウトが出るのでは思いませんか。
              練習場で試されると分かって頂けると思いますが決してそのような
              事はありません。
              心配でもスイングを信じてゆっくり振ってみて下さい。
              ダウンの項目で書いたと思いますがダウンでは利き手のグリップを
              体から話すように飛球線後方に向かって動かし(肘を畳み過ぎず、
              逆に肘の角度を少し大きくする)《イメージ》は『L』字に振ると
              振り遅れません。
              フェイス、グリップ、肘が急激に鋭角的に『V』字に形に降りてくる
              先に書いたようなミスが発生します。
            短いクラブ程一気に息を吐きながらクラブを振る。
             ※ショートアイアン、ウェッジ等はシャフトが短いのでしなりや
              徐々に加速していく事は出来ません。
              よってトップからはボクシングのストレートパンチのように
              短く息を吐きながら一気にグリップを引き降ろしましょう。
              但し、こちらも『V』字にならないように気を付けて下さい。
              《イメージ》としてはグリップを利き手側の体の外側に降ろし
              利き手側の足の前でインパクトする感じです。
              ★この事はもう少し後に幾つかの感覚的テクニックで上達する方法を
               まとめますのでそれまでお待ちください。                  
     ★長いクラブはトップまでは早く吸って、ゆっくり吐きながらダウンを行う。
     ★短いクラブはトップまではゆっくり吸って、早く吐きながらダウンを行う。
  ③《呼吸》を乱してみてスイングし違和感を感じてみる。
   ★先にいろいろとすべき事を書きましたが文字だけではピンとこないと思います。
    そこで私の練習の基本の一つであるミスショットの練習をしてみて下さい。
    ミスショットといっても小さなものではなく、とんでもないものを打ってみて下さい。
    例えばゴロ、ライナートップ、大ダフリ、直角スライス、チーピン、シャンク、テンプラ、
    空振り等々、ミスショットを打つためにはどうしたらよいかを考えながら試してみて下さい。
    ミスショットを狙って打つ事は意外と難しいと感じられると思います。
    それだけ実践のラウンドの際に大小ミスをしてしまうというのは実はとても難しい体の動きを
    スイング中にしているという事です。
    次に本題の《呼吸》を乱してスイングしてみるという事ですが《呼吸》を乱した状態を作り
    その中でショットの練習を行うという事はとても難しいと思います。
    それでも下記のような状況を作る事にチャレンジしてみて下さい。
    このような《呼吸》を乱した状態を作れることが一つの練習になります。
    そのような作られた状況の中でスイングする事が出来るならば、《呼吸》と体の動きが
    すでに連動出来ているという事です。
     ①《l呼吸》を止める。
     ➁早く吸う、吐く(テークバック、ダウンとも1秒間に2~3回位行う)。
     ③ゆっくり吸う、吐く(テークバック、ダウンとも頭の中で10~20回位カウントする)。
    実際はこのような状態でスイングする事はほとんど困難であり《呼吸》が乱れると体の中で
    リズムが全く取れずスイングにならないと思います。
    人によって様々だと思いますが体のいろいろな部分に大きな違和感を感じる事と思います。
    その違和感が体の動きを乱し自分の意志とは異なった動きを発生させてしまうのです。
    このような状態が実践のラウンドでミスを誘発する原因の一つとなってスコアを崩す大きな
    要因となっているのです。
    今まで気にされていなかった方はこの部分だけでも気にされるとスイングはある程度は整理、
    改良されてスコアアップに繋がってくると思います。
  ④《呼吸》を安定させる為、【数息観】を実践する。
    ★【数息観】というものは先にご説明を行っておりますが自分の《呼吸》を数える事で
     《呼吸》を整える方法の一つです。
     簡単にご説明しますと仏教の修行で観法(心に仏法の真理を観察し明らかにする方法)と
     いうものがあります。
     その修行の一つで自身の《呼吸》の数を数える事で心を集中させて自己を観察し、
     気持ちを安定させる事が出来るというものです。
     1から10まで,1から100まで,10から1まで,100から1まで等を1セットとして、
     出来るだけゆっくり《呼吸》しながら《呼吸》の数をカウントしていきます。
     息は鼻から吸って鼻から吐く事が基本ですが私の場合、鼻から吸って口から吐くで
     行う事が多いです。
     やり方については自身でいろいろと試してみて頂き、一番安定する方法を見つけて
     実践に役立てて下さい。
     【数息観】を行う事で心の安定、平穏を取り戻す事が出来ます。
     これはゴルフだけに限らず普段の生活にも大いに役に立ちますので試してみて下さい。
     慣れてきましたら【随息観】というものに移っていく事もよいと思います。
     こちらは息のカウントを行なわず息の出入りのみを感じて自身の《呼吸》のみを
     観察する事によって心の安定、平穏を取り戻す方法です。
     どちらにしても心の安定、平穏が《呼吸》の安定を生み、それがリズムを生み、その結果
     体の動きが落ち着き整理されスイングを作りが安定しグッドショットを生みます。
普段《呼吸》をする際にどのような《呼吸》をすればよいかを考えて生きてはいないと思います。
まったく身近なものですが《呼吸》一つでダイエット出来たり、柔軟性が良くも悪くもなったり、
力をコントロール出来たりと功罪含めて動きにはとても重要なものです。
この《呼吸》については今までに何回か考える切っ掛けがありました。
水泳を始めた時、楽器を吹き始めた時、武道にハマっていた時、【数息観】を教えられた時、長距離を走っていた時、サーフィンをしていた時、等思い出したら沢山ありました。
皆さんも思い出してみて下さい。
何かあてはまる事が出てくると思いますし、それも意外とゴルフに役に立つ事をしていたのだと
感じられると思います。
ゴルフを一から始めたスポーツとは考えず、自身のいろいろな経験、体験を駆使して相対していくと
楽に、楽しく、簡単に上達する事が出来ると思います。
《呼吸》を意識する事によって皆さんのゴルフは大きく変わってくると思います。

以上で《呼吸》についての説明は終了です。
毎回稚拙な文章で説明不足、理解しずらい部分があると思いますが、今までの内容を順番に試して
頂ければご理解頂けると思います。
また今後も内容を分解しながら少しづつ書き足していきますので参考にして頂ければと思いますので
引き続きお付き合い頂けましたらば幸いです。

お読み頂きまして有難御座いました。
次回は【固定概念】について書きます。
                         GENSHI        

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