GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
今回はゴルフについて書こうと思います。
今までにも何回か書いてきましたがゴルフもそうですが何事にも新しいものにチャレンジする時には
一から覚えていかなくてなならない事が山ほどあります。
大変な事、面倒臭い事、嫌いな事、全く未知の事、等々新しい事に向き合った際に問題が見えてきて
取っつき難く感じ二の足を踏んでしまう事があるのではないでしょうか。
話しを戻しますとゴルフは難しく、なかなか上達しないスポーツの一つだと思います。
どこが、どのように難しいか分からず、想像がつかないまま始めたものの上達するスピードが遅く
嫌になってしまい段々に離れていってしまう方も多いのではないのでしょうか。
また初期投資が必要ですし練習、コースでのラウンド等、金銭的には結構掛かってきます。
このような事が結構ゴルフを始められない、続けられない要因になっているのだと思われます。
実際はものの考え方次第で、いろいろと節約する方法はありますし一概に比較する事は出来ませんが
1回飲みに行ったと思えばそれほど大きな出費ではないと思います。
道具については大きな金額が掛かってくると思われがちですがこれにつきましては道具について
書く時に節約方法をご紹介いたします。
とにかくゴルフを楽しむ為には如何に趣味として本気になるかだと思います。
本気になって難しい事に相対するから楽しいのです。
本気なってギアやプレー以外のものにも興味を持つから世界が広がり楽しいのです。
趣味はインドアの楽しみ、アウトドアの楽しみ、なんでも構わないと思います。
せっかく見つけて始めた趣味には少しばかりの問題で諦める事なく、時間を忘れるくらい本気になって
のめり込んでいく事によって人生は豊かなものになっていくのではないでしょうか。
余談はさておきまして取っつき難さのをクリアしてゴルフをスタートしてもなかなか上達しない事を
特に全く初めてクラブを持たれた方は実感されると思います。
今回はゴルフを楽しむ為の練習の考え方、時間や費用の節約方法を少し違った方向から考察して
書いていきたいと思います。
ゴルフは幾つになっても楽しむ事は出来ますし上達もします。
何事も考え方一つです。
この考察はあくまでの素人の私の私見による一考察です。
皆さんの上達の参考になれば幸いです。
【自身のスポーツ経験、人生経験をゴルフに取り入れる】
①自身のスポーツ経験をゴルフに生かす方法を見つける。
★皆さんゴルフは初めてでも多かれ少なかれ今までにスポーツと接してこられたと思います。
その中で今になって思えば気にせずに出来ていた事、出来るようになった事は沢山あると
思いますが如何でしょうか。
幾つかピックアップしてみますので皆さんも自身の経験を思い出して下さい。
ⅰ)サッカーを始めようと思ったときにルールやボールをどのように扱うかは考えると
思いますが走り方は考えないと思います。
ⅱ)歩くときに左右の足の出し方や体のバランスのとり方は考えないと思います。
ⅲ)バットやラケットでボールを打つ時、自然に体、顔をボールに向けていると思います。
ⅳ)スキー、スケートのような滑るスポーツでは何回も転びながらいつの間にか自然に
体がバランスを取れるようになっていると思います。
ⅴ)何かの動きをする時には《呼吸》を動きに合わせていると思います。
その他、上げれば限がないくらいに、いろいろな事を自然に経験されてきていると思います。
そのような経験をゴルフの上達に利用しない手はありません。
スポーツ経験者はその他に体幹、筋力、柔軟性、精神力、の強さや気持ちのコントロール、
持続して練習する意志、新しいものを素直に取り入れる気持ち、チャレンジ精神、等々いろいろな
メリットをお持ちだと思います。
またスポーツ経験のあまりない方も日常生活を送っている中で体を動かしてるわけですから
何かは役に立つ事がある筈ですので探してみましょう。
役に立つものは何もないと言ったらそれまでです。
いろいろなもの(時間、費用、体力等)を節約して楽して楽しんで上達しようとしているのですから
頭(ゴルフ頭脳)をフルに使って上達に役に立つものを考えましょう。
そして少しでも役に立つと思うものは何でも選り好みせずに使ってみましょう。
私がゴルフに役に立つものと考えて思いつくものを簡単に整理してみますので皆さんも自身の
経験を整理してみて下さい。
他のスポーツの動きとゴルフの動きとを比較し、その動きが同じ様なもの、関連していると
思われるものをピックアップしてみます。
イ)空手、ボクシング:利き手のインパクト前後の動き(リストターン)と突きの捻じり込み。
ロ)弓道、アーチェリー:体は横を向いたまま顔だけ目標を見ながら射る体勢、動き。距離感。
ハ)ウォーキング:《呼吸》、リズム(足運び、動く速さ)、動き。
ニ)テニス・バドミントン・卓球:ラケット面の向きで方向性を出す感覚はフェイス面で
方向性を出す。
ホ)野球、ソフト:バットを振る際の体全体の動き。ピッチングの際の手、腕の動き。
キャッチボールでの距離感。
へ)スキー、サーフィン:体重移動、バランスの取り方、頭の位置。
ト)バスケットボール、バレーボール:空間位置の認識。距離感。
チ)サッカー:空間位置の認識。足首の角度での方向性。
リ)体操、新体操:柔軟性、バランスの取り方。
ヌ)ホッケー:ショットの際のバランス力、インパクト力、タイミング。
➁自身の人生経験を生かす方法を見つける。
★ゴルフは『心技体』のバランスが重要になります。
特に『心』はとても重要だと思います。
何事もそうだと思いますが『心』のバランスが崩れてしまうと支えになっていた『技』が崩れ、
最後には『体』のバランスも崩れ、取り留めのないものになってしまいます。
その為にも『心』の強さを持ち保つ習慣を身に付けましょう。
※皆さん人生いろいろとプレッシャーの中で生きてこられたと思います。
現実の人生は時間を止める事の出来ない、やり直しの利かない一発勝負です。
それを乗り越えて今があるのですからそれを思えば、〖たかがゴルフ〗です。
〖たかがゴルフ〗なのですから、チョットの失敗に腹を立てたり、上手く行かず悩んだり、
自分を追い込んだり、何かに当たったりする程のものではないはずです。
『心』につまらない大きな波風を立てずどっしり大きく構えてゴルフに向かいましょう。
そして十分に楽しんで上達していきましょう。
ところで先ほど〖たかがゴルフ〗と言いましたが〖されどゴルフ〗です。
やはりスポーツですので舐めてかかってはなかなか上達はしません。
基本的にはレッスンや情報は参考程度に頭には入れるとしても、習うのではなく自身で考え、
自身に合うものを見つけ、自身によってゴルフを組み立てる事が目的です。
本ブログでは他人に習うのではなく、自分自身の能力の全てを使って自身の〖感性〗による
自身にとって最高のゴルフを構築する考え方、方法を提案しています。
とにかく自分を信じてフルに頭を使う事で上達しましょう。
③自身の成功体験を思い出してゴルフにあてはめてみる。
★成功体験は何回も何回も繰り返す事で次第に自信が付いていき、何事に対しても前向きに
立ち向かう勇気を身に着ける事が出来るようになってきます。
その分、集中力も増し何事に付けても上達は早いと思います。
しかし『好事魔多し』という言葉もある通り良い事だけではありません。
油断、慢心、調子に乗る、等、良い時に程、成功体験の中には問題を秘めている場合もあります。
成功体験には成功要素と失敗要素が混在し、偶然に成功要素が結果として出てきたという事です。
内包されていると思われる失敗の要素、原因が全く無く成功したのではないという事です。
気づかないうちに、調子が落ちている、成功する確率が低くなった、自信が持ちきれない、等
少しづつミスの方向に自然に流れが傾いていき、最終的には失敗する事になってしまうのです。
そこでそのようなミスを無くすためにはどうすればよいかを考えてみます。
イ)成功と考える(許容出来る)範囲を大きくし、ミスの範囲を小さくする。
※自分に優しくする。(甘くする。寛容にする。)
※持ち球でOBを打ったとしても持ち球を打てている事で良しとする。
※絶対ショートしないと決めてパッティングしたら思った以上にオーバーしてしまい
返しが入らず3パットしてもショートしなかった自分を褒める。
※木に当たっても、ザックリのチョロをしても、バンカーからバンカーは砂場巡りをしても、
トップしてオーバーしても少しでも前進できた事で良しとする。
※ジャンプする前には沈み込む事と同じように、目標スコアを大きく下回っても伸びる前の
前準備と考え自分を追い込んだり、諦めたりしない。
ロ)前向きに物事を考え、《イメージ》、《呼吸》を整え次の事に気持ちを切り替える。
※ミスをしても後ろ向きな発言はやめる。
◆まず一番重要な事は打つ前に失敗するような発言は決してしない事です。
○『次は上手くいく、成功する』と声に出して言う。
○『ミスしない、失敗しない』ではなく『上手く行く、成功する』と後ろ向きの言葉を
一切使わず前向きの言葉のみを使う。
※10歩、歩いたら忘れるように普段から気持ちの切り替えをトレーニングする。
○普段の生活でもつまらない事で腹を立てないようにする事が福(成功)を呼ぶ。
○《呼吸》と歩を合わせ〖数息観〗で《呼吸》を整え、気持ちをコントロールする。
※何を失敗したかをお声に出して腹の中に溜めないようにする。
○失敗した内容を声に出して発声した事で忘れる習慣をつける。
○歩きながら大きな深呼吸をしたり、出来るだけ迷惑にならない程度に大きな声で
次のショットの目標を明確に発声し気分転換する。
※《呼吸》を整え〖数息観〗、最大限の成功《イメージ》を作り次打に相対する。
○ミスをすると次は上手く打たなくては、急いで打たなければと思い、気持ちばかりが
焦って今のミス以上に大きなミスを発生させる事になる。
数息観による気持ちのコントロール方法を身に着ける。
○気持ちをコントロールしミスショットはなかった事にして一から始める気持の切り替えを
行なって冷静に次打に対処する。
※ホール毎やラウンドのハンデキャップや自分の目標スコアの許容範囲以内であれば
プラスマイナスゼロであるのでスコアを崩した感覚を持たないようにする。
○自分に合ったハンデをベースにパー72ではなく(例えばパー90,108,等)スコアを
設定し、それからのアンダーパー、オーバーパーのスコアを評価する。
最終的に目標内のスコアであれば実際に起きたミスはコースで練習したのだくらいに
考えて自身を褒め、目標スコアを達成出来なかった場合は、次に向かっての練習課題が
出来たくらいに考え納得し受け入れる。
④自身の失敗体験を思い出してゴルフにあてはめてみる。
★ゴルフのスコアは一年間単位で整理する事が良いと思います。
なぜならば四季で体の調子も変わりますしラウンド数も変わります。
その1年の流れの中でスコアがどのように動くかを整理すると自分のゴルフの傾向が分かってきます。
傾向を理解しそれに合わせた練習のスケジュールを組み立てると上達はより早くなると思います。
一般的には素人は秋口にベストなスコアを出す傾向にあります。
良い時期、それ程でもない時期のそれぞれの原因を考えると上達の方法も見えてきます。
その場合、発生した成功体験、失敗体験を思いだしてみて整理し、検討を行う際に最適な期間は
大体1年間を1単位とし考えるとよいと思います。
○私は普段スコアをつけませんが今まで行ったコースでの結果は大体把握しています。
段階的にスコアは落ち着いていきますが大体その時期毎に発生した失敗体験は覚えています。
今までにスコアの区切りはHP36~HC18~HC12~HC2位ですがその時期時期毎に悩んでいた
ミスの内容は大体ですが頭の中の引き出しに整理してあります。
そのHCの時期毎の大体のミスの要因は自分なりに把握しておりますのでミスが発生した際には
振り返ってみる事により修正する『ヒント』を見つける事が出来ます。
○『成功から学ぶものは無く、失敗からこそ学ぶものがある』と言いますが本当にそうでしょうか。
100戦100勝であれば失敗しないのですから失敗から学ぶ事は全くありません。
〖勝負事〗は負けると次回の為に失敗を教訓にして研鑽を積んで再起を目指すと言います。
しかし本来勝負事は負けた時点で終了であり、再起戦というものは存在しません。
それだけ大変なものが〖勝負事〗ですので他人との戦いにしても、自分との戦いにしても
戦いは1回で終わってしまうものですのでミスから学んでいる暇はありません。
私達が体験する〖勝負事〗はそれ程厳しいものではありませんし、実際は再チャレンジする
チャンスが何回もあります。
しかし条件、内容は異なりますが失敗を反省しそれを修正する為に練習に時間を費やす事は
素人のゴルフにとって本当に有益なものなのでしょうか。
普通の素人ゴルファーはそこまで時間が取れるものでしょうか。
私はそれであればミス、失敗には目を瞑り上手い部分、得意な部分を伸ばし上達を目す事が
ゴルフを楽しむ近道なのではないでしょうか。
失敗から学ぶ事よりも成功から学ぶ事を考えのベースにしてみては如何でしょうか。
その考えの中で成功体験の中にも失敗の要素が隠れている事を認識して下さい。
失敗体験を見直す前に成功体験を見直し、その中に失敗の要素がなかったかを考察する事が
とても重要だと考えています。
何回も書きますが失敗体験ばかりを気にするより成功体験、上手く行った事を伸ばした方が
上達も早いですしゴルフを楽しむ事も出来ます。
ゴルフにしてもその他のどのような趣味についても基本は心から楽しむ為のものです。
たとえ失敗体験を考え、次時はなるべく深刻には気にせず前向きに捉え、成功の言葉で言い換え
暗く考えずに楽しい方向に考えましょう。
※私の失敗についての考え方には次の事がありますが皆さんはどのようにお考えでしょうか。
イ)そもそも失敗したかどうかはショットだけをみて単純に考えるのではなく自身の状態や
回りの状況を客観的にみて判断すべきであり、結果だけで判断する事は間違いである。
ロ)自身の実力から考えて結果的には失敗となったものが本当に失敗と言えるのか。
ハ)失敗の範囲を厳しく狭くして失敗のカウントを増やしていないか。
ニ)失敗は途中経過での評価は無駄であり最終的な結果が出た段階で評価する。
ホ)『失敗は成功のもと』ではなく『失敗は上手く行かない方法の一つを実践しただけ』。
へ)相対的失敗と絶対的失敗を分けて考えているか。
★③,④はまるで反対の項目として題を設定しておりますが実際は表裏一体の事ですので
合わせて読み、理解頂ければと思います。
★どのタイミングで書こうかと考えていましたが練習にしても、コースでのラウンドにしても
下記の事を気にするかしないかが上達に向けての大きな分かれ道になるのではと思います。
この中のどれかが皆さんの上達の切っ掛けになれば幸いです。
◆人の目を気にしない、し過ぎない。
◆悩み過ぎない、諦めない。
◆ゴルフは頭(ゴルフ頭脳)で上達する事を認識する。
◆《イメージ》を膨らます、《呼吸》をコントロールする、《固定観念》を無くす。
◆『体技心』はプロ、上級者の方、『心技体』が素人、初級の方。
◆習い慣れしない。
◆人に習うより自分の感覚、感性で独自のゴルフを構築する。
◆攻めと守りにメリハリを付ける。
◆ゴルフはマネージメント。
◆弘法は筆を選ばないが素人は道具を真剣に選ぶ。
◆ゴルフは空中のラインと地面上のラインを読む。
◆優先順位を決め込む。(スイングの美しさ、練習場シングル、ゴルフの知識、ラウンド数、
コースでのラウンドでのスコアの向上、道具へのこだわり、必殺技の切れ味、等々)
以上で【自身のスポーツ経験、人生経験をゴルフに取り入れる】については終わります。
ゴルフはPar72を基準にしてそれを目指し、出来ればそれ以下のスコアを出す事を求めていきます。
しかし私のような素人にはそこまで求める事は非常に困難な事です。
Par72を目指す事はとても厳しい事でありゴルフを始めてすぐに辿り着くものではありません。
そうするとスコアを見た時に失敗(ミス)ばかりが目につき何とかしなくてはと焦ってしまったり
上手く行かない事ばかりでは嫌になってしまうでしょう。
それでも我慢してしばらく頑張っても上達が見られない、感じられない場合は楽しむ為のゴルフが
段々に苦痛の何物でもなくなってしまいます。
そうしてゴルフから距離を置くようになり、最後は止めてします事 になってしまいます。
それではせっかく始めたゴルフが楽しくなく嫌な思い出の一つにしかなりません。
ゴルフが大好きな私としましては誠に悲しい限りです。
皆さんが上達し楽しんでゴルフが出来るようになって頂きたいと思いこのブログを始めました。
私のゴルフ仲間であったがアメリカ人、タイの二人は上達には前向きでありゴルフはスコアアップには
一生懸命でありましたがコースでのラウンドでは競い合いながらも楽しむ事は忘れませんでした。
ミスをしても失敗をしても素直に受け入れてその日一日19番ホールまで楽しんでいました。
私もそれが気持ちよくてよく一緒にプレーしました。
皆さんも一歩一歩上達し、良い仲間と競い合いゴルフを心から楽しんで頂きたいと思います。
毎度の稚拙な文章、個人の私見による一考察ですが少しはお役に立つ事が出来ましたば、
何かしらのヒントになれれば幸いです。
お読み頂きまして有難う御座いました。
次回は【道具にこだわる】について書く予定です。
GENSHI
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