GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
今回もゴルフ(フィニッシュ)について書いていこうと思います。
ゴルフ各論につきましては今回が最終回となります。
総論からスタートし各論まで、今回が理論的な部分では最終回です。
以降はスコアをアップさせてすための、より実践的な、突っ込んだ考え方、練習方法、チェック方法、
マネジメント、等につきまして書いていきたいと思います。
そのベースとなるものが今回のトップが最後になりますが総論から各論までとなります。
この文字で書いたものをそれぞれ自身で自分なりに《イメージ》出来るようになり、またご理解を
されましたらば、次回以降のより実践的な内容がより簡単に身につくと思います。
その為にも文字で読む事はとても億劫かもしれませんが初回から読み直して頂ければと思います。
ゴルフの練習方法はボールを打つ前の考え方、マネージメントの仕方で効率が大幅に変わってきます。
〖言葉〗〖感性〗〖感覚〗《イメージ》《呼吸》《固定概念》、等いろいろなものが絡み合って
ゴルフのスイングは出来上がっています。
最後の『型』であるフィニッシュを考える事で全体が見えてくる事もあります。
それではフィニッシュに入っていきましょう。
[フィニッシュ]
○考え方:スイングの〖最終到達地点・目的地点〗、になります。
今までいろいろと書いてきましたがフィニッシュで一連の流れは完了します。
どのようなスイングでもフィニッシュは存在します。
フィニッシュとスイング全体との関係を整理し自身のスイングを完成させましょう。
○合言葉:フィニッシュと人は『アイ』を身に着けた方が良い。
○意 味:①心の中に『愛』を身に着けて歩んでいく事が人間の最良の生き方でしょう。
➁フィニッシュにはいろいろな型がありますが『I』型を身に着けましょう。
○説 明:①人間は性善説なのか性悪説なのかどちらでしょう。
善し悪しについても立場が変われば善悪の判断が180度変わってしまいます。
多発する犯罪、いざこざ、最近よく耳にするあおり運転等々上げたら切りがありません。
小さな子供の行動や発言は人の心を串刺しにするような事も平気で言ってきます。
しかし人間は『悪』を持って生まれてくるのではないと思います。
生まれたときは理性が弱いから人を傷つける事もしてしまうが、成長と共に理性が
『善』が少しづつ育ってきて人に迷惑を欠けたり、傷つけたり、自己中心的あったりでは
なくなってくるのだと思います。
私は性善説派なのでこのように考えています。
どちらにしても人間がもっともっと心に『愛』を持って生きて行けばこのような辛く、
悲しい、悩ましいことはなくなっていくのでは思います。
皆さんも相手を慮る(おもんばかる)事の出来る『愛』を育てて下さい。
➁フィニッシュにはいろいろな型がありますが求めるべきは『I』型です。
《イメージ》の項で書いておりますが一番安定した、無理のない、体に負担のこない
フィニッシュの『型』です。
加齢と共に筋力、柔軟力、バランス感覚が悪くなり、また下半身が衰えてくる事が原因で
フィニッシュはタバタしてきます。
また若い方は距離を求めすぎて自身の体力の限界超えてクラブ、体を振ってしまい
気が付かないうちに振り過ぎや体の使い過ぎが起こっています。
そうするとフィニッシュがバラバラになってしまいます。
フィニッシュがスイングの〖最終到達地点・目的地点〗とするならばアドレスを決めてからの
テークバックの開始が〖最初出発点〗になります。
スイングの結果がフィニッシュを作っていきます。
一方、フィニッシュが〖最終到達地点・目的地点〗であるならば、スイングをしなければ
フィニッシュには到達できませんので既にスイングした結果として出ております。
反対に考えればフィニッシュの形、結果がスイングを作っています。
どうであれフィニッシュは存在しますが考え方次第で全く違った流れで出来上がります。
それは出来上がったフィニッシュが①全く違ったものになるか、➁形は同じでも中身は
全く違っているものであったり、③チャックするポイントが異なっているという事です。
どのような順番で考えるかは別として一番スイングに邪魔にならない、一番体に合った
無理のないフィニッシュが『I』型になります。
理由につきましては[実践方法]で説明致します。
○イメージ:皆さんフィニッシュの『型』の《イメージ》はどのようなものをお持ちでしょうか。
『I』型、『逆C』型、『前のめり』型、『明治の大砲』型、『千鳥足』型、等
いろいろとありますが如何でしょうか。
人によりフィニッシュの『型』は自由ですが体に負担がかかったり、スイングの流れを
著しく邪魔するものであるならば見直した方が良いと思います。
その際のお勧めの方法は、皆さんの理想のスイングを《イメージ》し、その流れの中の
一番真似したい瞬間を輪切りにその形に体を合わせてはめ込んでいく方法です。
〖パラパラ絵本〗のように一瞬一瞬を繋ぎ合わせたものが一つのスイングと考え、
その中の1枚=瞬間の一画像を型にしてそこに体を合わせます。
その輪切りにした瞬間、瞬間を繋ぎ合わせると全体が完成します。
ある瞬間を考えるとその前の瞬間と繋がっており、それが連続して起こっているものが
スイングであり、決して瞬間が単独して存在しているわけではありません。
つまりスイング中の動きは全て連携、連動しており、ある一つのフィニッシュの型が
存在する為には、アドレスからフォローまでの一連の流れがそのフィニッシュに向けて、
動いているという事です。
またスイングを始めるとその一連の動きは何か特別な力に邪魔されることがなければ
一つの方向に向かって流れていきフィニッシュの『型』を作っていくのです。
つまりフィニッシュは作るものではなく自然の流れで作られるものです。
逆に考えると『静』であるフィニッシュとアドレスを固定すると途中の『動』である
テークバックからフォロー、については特別な事は何もする必要はなく必然的に動きが
決まってしまうものです。
最終的にはアドレスを決め、それからテークバックを始動したらフィニッシュまでは
一切余計な事はすることなく一気にフィニッシュまで行きスイングが終わっている事が
必然であり、また理想です。
スイングについて項目(パーツ)に分けて説明を行ってきましたが実際は一連の流れで
《イメージ》し、考えるものであり、本来スイングを項目に分けて考える事はあまり
良い方法ではないのかもしれません。
しかし一度、自身のスイングを細かく分解してみて項目、項目でそれぞれ見直してみると
今までの自身のスイングの問題点、弱点が見えてくるはずです。
項目別にスイングをチェックした後は今度は一連の流れに項目を組み立てなおしてみて
チェックしましょう。
項目別にチェックして『OK』を出したものが組み立ててからみると違和感があり
『NG』になる事は当然ある事です。
その原因はチェックの方法、解析方法、改善方法のどこかに問題があったのでしょう。
その場合は、①再度分解して見直すか又は時間は余計に掛かりますが➁組み立てたものを
分解せず違和感を無くすように全体のバランスからスイングを確認、見直しを行い
落ち着いてから再度分解してみて確認する方法と2タイプがあります。
方法はどちらでも構わないと思いますがとにかくスイングの流れに余計なものを
持ち込まないようにチェックする事が重要です。
フィニッシュを考えた場合、スイングの一連の流れの中の最後の『型』ですので、
その部分だけを切り取って考える事は結構難しいですがスイングを構築する上では
とても役に立ちます。
スイングは一連の流れですので全体の流れの中でフィニッシュを見る事が基本的には
特に重要な方法であると考えています。
しかし、反対に分解して見直してみる事も自身のスイングのフィニッシュの問題だけに
限ってだけではなく、スイング全体の問題点を見つける為にも十分に役に立つという事を
覚えておいて頂く事も上達の上では重要な事になります。
以下に動きを整理するヒントにつきまして書きますので試してみて下さい。
スイングが簡単になると思います。
では方法論に進みましょう。
[実践方法]
[Ⅰ]流れの理解:スイングを考える時、手の動きがどうだとか、手首のコックの角度がどうだとか、
振り幅が何時から何時までとか、いろいろと表現されます。
レッスン的には一つの目安として役に立つのだとは思いますが実践的には
あまり役に立つとは思われません。
なぜかと言いますと例えば距離感だけをみても、人それぞれの距離に対する感覚は
各人のボールの高さ、振りの速さ、インパクトの強さ、球筋、視覚、手感覚、等
《イメージ》が大きく影響し異なっているからです。
ですからスイング全体の流れを崩さないように自分自身の〖五感〗を信じて
インパクトを気にせずフィニッシュに向かって、決めたフィニッシュの『型』に
向かって振っていく事が重要です。
また通常はスタート(アドレス)からゴール(フィニッシュ)までを流れとして
考えますが、一度逆のゴールからスタートへ遡って考えてみると下記のような
スイング中の体のパーツ、動き、加減、等の無駄な部分が見えてくると思います。
○腕、手首、手、顔、上半身、下半身
○目線(ヘッドアップ)、力の入れる部分(力み)etc
①体のパーツは《イメージ》通りに動いているか、➁目線は体の動き、スイング、
ボールやクラブの動きに引きずられていないか、③力加減はどこか一カ所だけに
偏っていないか、等々一度チェックしてみて下さい。
[Ⅱ]瞬間の理解:ある瞬間をピックアップしその『形』に板等をくり抜いて『型』作ります。
そうしてその『型』を通るようにスイングすると一連の流れは何回トライしても
その方それぞれ独自の動きとして毎回ほぼ一定の動きになります。
皆さんそれぞれ頭の中に理想のスイングがあると思いますので、その中の瞬間を
《イメージ》してスイングを組み立ててみては如何でしょうか。
『型』1枚では《イメージ》出来ない、心もとないと思われる方は枚数を増やして
考えてトライしてみて下さい。
但し、あまり枚数を増やし過ぎると《イメージ》がしずらく、繋がりにくく
なりますので4枚(4か所)くらいまでにしておいた方が良いと思います。
最初にどこを1枚目にピックアップするかはスイング中で自身の《イメージ》の
一番出やすい瞬間を探しピックアップして下さい。
お勧めはフィニッシュ『型』になります。
理由はやはりスイングは一連の流れを考えるべきであり、最終目的地点へ向けて、
また最終目的地点から遡って考えても、フィニッシュが出来上がっていれば
その他の動きは必然的に整理されます。
フィニッシュをベースにスイング全体を構築する事が特に重要となりますので
常に意識して《イメージ》を膨らませて下さい。
[Ⅲ]体各部分の形:①下半身の形:下半身は出来るだけ太腿の内側同士をくっつけるように収める。
★下半身のバランスが取れなくなるほど力んで振らない。
★逆に今までの考え方で振ると下半身がバランスよく収まる。
➁上半身の形:背筋は少し丸くはなっていますが『I』型になるように立つ。
★逆C型、前のめり型、明治の対応型、千鳥足型等々ありますが
なるべく頭を体全体で支えるようにバランスを取る。
★なるべく地面に対して垂直に立つ。
③両肩の形 :フィニッシュではそれまで傾いていた型のラインを平行に戻す。
★勘違いしないで欲しいのですが肩は体の前傾角度に対しては
初めから傾いていないのです。
ただ上体の戻りについて行っているだけです。
④両手の形 :フッカーの方はインサイドアウトに振ってきますので耳より
高い位置に、スライサーの方はアウトサイドインに振ってきます
ので利き手側の耳より低い位置に収まります。
⑤頭、首の形:頭、首は肩に対して垂直に戻す。
★こちらも両肩と同じ考えで理解して下さい。
[Ⅳ]体全体の力感:フィニッシュはスイングが終了し脱力するところではありますが出来れば
2秒~3秒くらいは『型』をキープして下さい。
すぐに『型』を崩す事はフィニッシュの瞬間に脱力するという事です。
力を抜く、体勢を崩す、等はその瞬間にそうなるのではなくその少し前から
すでに動きが始まっています。
ボールを狙った目標の場所に選択した球筋で運ぶためにはスイングを最後まで
完全に完了させる必要があります。
その為には意識して少し先までスイングをする《イメージ》が必要です。
100m走でもゴール手前で緩めるとゴールは出来ますがタイムは落ちますし
丁度ゴールで緩めたと思ってもその瞬間で緩める事は出来ず、そのコンマ何秒か
手前から体のどこかは緩み始めています。
それと同じ事がスイング、体の動きの中で起こっています。。
緩めると体全体のバランスがとれなくなりフィニッシュまで一気に流れていく
バランスを取る事は出来ません。
何事につけ、もう一歩又はもう半歩先を見ていないと完全な完了を迎える事は
出来ませんので十分に意識して下さい。
このことは練習の項目の時に出来るだけ詳しく書こうと思います。
その事を頭に置きフィニッシュを考えてみて下さい。
[Ⅳ]気にすべきポイント:フィニッシュで気にする事は少ないので忘れないようにしてください。
①『I』型フィニッシュに収める。
➁脱力、体勢を崩すまでに2秒~3秒ほどフィニッシュの形をキープする。
③自身の体型、体格、球筋、感覚、等からくる体の動きを邪魔する事なく
フィニッシュを『I』型を基本ベースに自分の特性に合わせて構築する。
★『I』型になるルートは幾つもありますので考えてみて下さい。
以上でフィニッシュにつきましては終了です。
今後は先にも書きましたがより実践的、よりスコアに直結する方法につきまして書いていきます。
これからは今までよりも実践で試し易い内容であり効果抜群です。
自宅、練習場等で試してみて頂きコースでのスコアアップを体感して下さい。
稚拙な文章で理解難い部分は多々あったと思います。
お付き合い頂きまして有難う御座いました。
引き続きお読みいただけましたらば幸いです。
お読み頂きまして有難う御座いました。
次回からは練習に対する考え方、練習方法、より実践で役に立つテクニック等をピックアップして
書きたいと思います。
GENSHI
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