GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
今回もゴルフ(フォロー)について書いていこうと思います。
各論もフォローとフィニッシュの2回で終了です。
その後はより実践的な《イメージ》作り、《呼吸》方法、考え方、練習方法、テクニック、
スコアをアップするためのマネジメント等について書いていく予定です。
内容につきましては私の実践経験から見つけたものであり、あくまでも私見による一考察です。
皆さんのお役に立つか心配ですが、上達のためのヒントの一つになれましたらば幸いです。
では本文に入りましょう。
【フォロー】
【実践の考え方】
○考え方:フォローは本来はアドレスからインパクトまでの一連の流れに続くものでフォローが
何かをするものではありません。
フォローはそれまでの動きが作るものであり、逆にフォローが決まるとそこまでの動きが
遡って整理されていく(作られていく)関係になっています。
いくつかのチェックポイントはありますが基本的には成り行きに任せるものです。
すでにボールは空中を目標に向かって飛んでおります。
行方をゆっくり見守れるくらい、目線が切れる事のないよう、スイングの流れを止める事の
ないように力まずフィニッシュまで行きましょう。
○合言葉:フォローと時の流れは成り行きに任せた方が良い。
○意味:①自分の生き方を時の流れに身を任せてみる。
➁フォローは何も操作せず勢いに任せる。
○説明:①生きていく中では良い事も悪いことも色々とあります。
流れに逆らって、もがく事も時には必要ですが思い切って流れに身を任せてみる事も
必要なのではないでしょうか。
自分をある程度は抑えていかなけばならないのが社会人としては当然必要な事です。
それでは自分を変える事はどこまで必要なのでしょうか。
よく社会人に求められる自己啓発、自己改革、自己開発、等の自分を変える事は本当に
自分の幸福にとって必要な事なのでしょうか。
私が子供の頃は社会全体がもっと心に余裕があり、大らかであったと思います。
決して私の育ってきた時代がベストであったとは思っておりません。
今の時代は今の時代でとても進んでいて、良い事は自分たちの時代よりたくさんあると
感じていますし、またとても羨ましく思っています。
自分たちの時代はこうだったとか、こうすべきだとか、といった考えの押しつけは抑えて
今を、新しい時代を受け入れ理解する事も必要だと思っています。
社会人になると若いころよく聞かされた言葉は、年上の方々の決まり文句は大体同じで
[俺たちの若いころは××だった。今の若い奴らは××だから駄目なんだ。]です。
このような言葉は全く意味のないものであり『ノスタルジー』の何物でもありません。
過去は終わったことですので大事にはしなくてはなりませんが引きずる事はやめましょう。
もっともっと未来に目を向けて新しい時代を受け入れて楽しんでみましょう。
しかしそれにしても今の時代は子供にも大人にも厳しい、世知辛くなっていると思います。
自分の本質、自然の摂理に逆らうばかりでは本当に幸せを感じられるのか疑問に思います。
皆でそれぞれの個性を理解しあい、受け入れて、尊重しあいましょう。
自分自身の特性を抑え過ぎてしまいストレスを溜めて壊れないように自分にも他人にも
もう少し大らかに相対してみませんか。
➁フォローは作るものではなく作られしまうものだと思います。
トップから切り返してダウンスイングに入りインパクトを迎えそれから抜けて行く
クラブの動きがフォローですが、その流れを何かをして操作出来るものではありません。
クラブが行きたい方向に進んで行くように何もしない事が重要です。
詳しい事は別の項で書こうと思いますが、利き手と反対側の手1本で適当に素振りをすると
フォローからフィニッシュの収まるところは日によって変わってきますが、その日一日は
大体同じところにクラブは抜けて行って収まります。
その場所を意識してそこに向かってクラブを振りぬいていくだけでミスは激減します。
それ以外にチェックすべきポイントも幾つかありますのでそこだけは押さえて下さい。
○イメージ:フォローのイメージはお持ちでしょうか。
スイングのイメージはお持ちでしょうか。
プロの方の画像や映像を見るとフォロー辺りでは下記の点が観察されます。
①頭がアドレス時より飛球線後方に引っ張られるように残る。
➁利き手の反対側の首筋が伸びる。
③利き手側の肩が止まる。
④利き手側の肩が下がる。
⑤両手が伸びクラブと上半身が綱引きをしている。
⑥バラツキはありますがリストターンをする。
⑦目線はボールを後ろから追いかけている。
⑧下半身は利き手側の膝、お尻、腰、お腹のどこかがターンしている。
⑨利き手と反対側の膝は伸びて体が流れないようにするストッパーとなっている。
⑩利き手の手首の角度はキープされている。
まだまだありますが一応この辺りが目立つことだと思います。
この画像を見た〖感覚〗をどう評価するべきなのでしょうか。
良い点は幾つもあると思いますのでそちらは皆さんで感じて頂ければ良いと思います。
ですので私が問題だと思っている1点をピックアップしたいと思います。
最大の問題点は連続画像、写真や切り取った部分画像等は撮影されている角度によって
同じものが全く異なったものに見えてしまう事です。
その事が分からないで見ていると全く役に立たないものになってしまいます。
また瞬間を切り取ったものは前後の流れが分からないため、思わぬ間違った方向に
進んで行ってしまう可能性も大きくなります。
人間は情報の80%を視覚から取り入れると聞きました。
ゴルフ以外のこともそうですが人間が情報を入手する際には視覚からがメインになります。
では、情報入手の手段を〖視覚〗からという事は少し忘れて頂き、残りの〖感覚〗を
もっと駆使する事を考えてみては如何でしょうか。
画像や映像からフォローを考えたり、作ったりする事なく、フォローは当然としても
スイング全体を〖感覚〗で作ってみては如何でしょうか。
私のゴルフの基本的な考え方である文字、言葉から《イメージ》を作り、膨らまします。
次にそれを練習で試してみて結果で取捨選択し、また実践で試してみて同じく取捨選択し
自分にとって最良のものを自身のゴルフに取り入れていく。
そして自分自身で自分自身の納得のいくゴルフを構築する。
普段からあまり練習も出来ない(しない?)私たちのような素人ゴルファーにとっては
そのような考え方でゴルフを見直してみる事が重要であると思います。
それが楽して、楽しく、節約してしかも短時間で上達する秘訣であると考えます。
[実践方法]
[Ⅰ]利き手側の肩を止める:
スイングはトップの位置に利き手側の肩を止めておいてダウンスイング、インパクト、
フォロー、フィニッシュと進んでいくものです。
この流れを途切れないようにする為には上半身をターンさせないで出来るだけ止めて、
ターンするところはお腹、下半身に限定する必要があります。
この考え方は下半身リードのスイングを作る場合の動きですが、なかなか私のような
素人にはそのようなスイングを身に着けるのは難しいのではないかと思います。
特に私のように椎間板ヘルニア持ちですと下半身ターン主導のスイングは厳しいです。
その為には体に負担のかからない下半身リードと結果的に同様な効果を出せるスイングを
考える必要があります。
同様の効果とは何かは大きくいって下記の事になると考えます。
①飛距離を出す。(ロスしない)
➁弾道・球筋をコントロール出来る。
それが前傾姿勢を深くし縦振りのスイングです。
縦振りスイングンのメリットは幾つかありますが大きく言って下記の
★手が高い位置にある事によりダウンで落下する加速エネルギーを使う事が出来る。
クラブヘッドを横に振ると支えるためのエネルギーを必要とし全体のエネルギーロスに
なりますが、縦振りの場合は水力発電のように落ちるエネルギーを使う分全体的には
エネルギーがより大きなものになる。
★縦振りは下半身と上半身のねじれの差を使わずに体全体を同時に動かしたとしても
コンパクトしか動かない分、姿勢が歪む事が少ない。
また横振りは体が動きやすい分歪む可能性が高くなり、縦振りは歪みにくく、
コンパクトに使う分クラブ軌道の安定性がアップする。
★クラブが動く軌道でインパクトの前後が直線的に動く部分が長く点ではなくゾーンで
ボールをしっかりとらえる事が出来て曲がりを抑える事が出来る。
表現は難しいですが厚い当たりで力強い球筋、弾道を手に入れる事が出来る。
スイングはどうであれ利き手側の肩を止めて振っていく事が必須です。
ダウンスイングのスタートを利き手側の膝をスライドしながら押し込む事で始め、
肩を止めて肘を伸ばしながらインパクトを迎えそのままの形(手首のコックの角度)で
フォローに進んで行く。
このような体の使い方をしたスイングの一部分としてフォローを考える事が全体の
バランスを崩さない、体に負担の少ない方法となります。
くれぐれも利き手側の肩を止める事だけは必須ですので覚えておいて下さい。
[Ⅱ]利き手と逆側の肩を止める:
[Ⅰ]でトップの位置に利き手側の肩を止めてスイングをするように書きましたが
利き手の逆側の肩も止める必要があります。
なぜならばクラブが成り行きに任せてフィニッシュまで動くためにはダウンスイングに
入ってからの体の動きはクラブの動きの邪魔にならにようにする必要があります。
しかも体全体に緩みが出ないようにする事が必要になってきます。
クラブはそれぞれの手、手首、腕でそれぞれの両肩につながっています。
肩を支点にして動きますがクラブは1本ですがそれを両手で持っていますので
支点が2点になっています。
その支点2点を別々に使うとクラブはバラバラに動いてしまいコントロールどころの
話ではなくなってしまいます。
2点の支点を1つに使う事によってそれまでバラバラに動いていたクラブと腕、手首、
手が1本のシャフトになります。
その為にはグリップ、両腕、胸で作る三角形の形をダウンスイングからフォローまで
出来るだけ変えないように静かに手、腕を使います。
そうする事によってクラブをフェイス面をコントロール出来るようになります。
私の文字、言葉での表現としましては『胸の幅を変えない』ように使うとなります。
このことは次にまとめて説明を致します。
とにかくクラブを静かに振る、特に上半身を無理矢理使ったり、バラバラには
使わないようにするという事です。
[Ⅲ]胸の幅を変えない:
[Ⅱ]で少し触れましたが2点の支点を1点で使う事によってクラブをコントロール
出来るようになります。
その事を考える時にスイング中の体の部分で意外と意識から外れているのが胸の幅です。
2点の支点を1点にして使おうとする場合、胸の幅を一定にすることが必要です。
胸の幅を広く使う場合と、狭く使う場合ではその幅の間隔差はかなりあります。
その差によって手の長さや角度が変わってしまい体全体の、スイングのバランスが
取れなくなりミスが発生してしまいます。
ゴルフのミスの大部分は体の使い過ぎ、力みから発生します。
やみくもに飛距離を求めたり、精度を求めて体を使おうとして、力めば力むほど
体全体が硬直し縮こまり、いろいろな体のパーツの動きが悪くなったり、小さくなったり、
短くなったりしてしまい、また柔軟性も失ってしまいます。
つまりあまり気にしない部分ですが胸の幅も大きく変わってしまっているのです。
皆さんもその事は感覚的には理解されている思いますが実際スイングをする際には
忘れてしまっているのではないかと思われます。
アドレスしてからフィニッシュまで出来るだけ胸の幅を変えないように気を付けるだけで
かなりのミスを減らすことが出来るはずです。
[Ⅳ]もう1点の大事な部分:
この点もよく言われていますので皆さんご存じだと思いますがトップで出来た利き手の
手首のコックの角度を変えないという事です。
コックを解くと手(腕)の長さが変わります(長くなります)。
手(腕)が長くなるとダフり易くなります。
それを怖がって体を起こしてしまい今度はトップしてしまいます。
利き手の手首の角度が小さくなるように変化するとスライス、大きくなるように変化すると
フックになります。
両手首のコック角度の変化は小さくても、たったそれだけの事でもミスの大きな原因になって
しまいます。
ゴルフのミスはいろいろな事で発生します。
それをいちいち気にしていたらゴルフにならなくなってしまいます。
その為、いかにスコアを作るかを考えると今後各論が終了してから書く予定にしていますが
スコアアップの方法の部分で詳しく説明させて頂きますのでお楽しみにして下さい。
それまでは基本的な部分を出来るだけご理解頂けるように《イメージ》を膨らませて下さい。
[Ⅴ]気にすべきポイント:
①フォローは成り行きに任せる。
➁両肩を止めて上半身を止めて下半身を使う。
③下半身リードのスイングは厳しい。
④2点の支点を1点にして使う。
⑤力みを無くし体はスイングの邪魔にならないように使う。
⑥胸の幅を変えないようにする。
⑦トップで出来たコックの角度を変えない。
⑧スコアアップの秘訣はスイングではないがスイングを理解する事は重要である。
以上でフォローについての説明は終了です。
相変わらずの稚拙な文章、内容の為、分かりずらい部分、不明な部分も多々あると思いますが、
素人の書く事ですからご容赦ください。
次回は各論の最終回のフィニッシュについて書いていきます。
以降はより実践的な部分に入っていきますのでその前段階である総論、各論を文字で
読んで理解し自身のスイング、ゴルフの《イメージ》を作って頂きたいと思います。
そうする事によって以降のより実践的な説明が身につきやすくなります。
引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
お読み頂きまして有難う御座いました。
次回はフィニッシュについて書きます。
GENSHI
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