GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
今回もゴルフ【自宅での練習を大事にする(Part2)】について書いていきたいと思います。
前回は球筋、距離感等について書きましたが今回は道具を使わない練習方法についてです。
経済的な節約にもなりますが何より効果が高いのは《イメージ》力を上げる事が出来るところです。
私のゴルフ上達のベースは《イメージ》を膨らませる、《呼吸》で体の動きをコントロールする、
《固定観念》を無くすです。
上記3項目は私の『ヒント&レッスン』全てのPartで出てきますが私がご提案するゴルフを『楽して』、『楽しんで』、『節約して』、上達する方法ですので忘れないようにして下さい。
今回の内容はどこでも簡単に出来ますし簡単な割に効果が高いので参考にして頂ければ幸いです。
但し、毎回書かせて頂いておりますが内容は私個人の私見による一考察です。
私はこのやり方で上達しましたが皆さんすべてに当てはまるとは思いません。
それでも普通に練習するよりも何かしら効果はあると思います。
ご参考にして頂ければ幸いです。
では本文に入っていきましょう。
➁道具を使わない(使えない)練習で効果を上げる。
その考え方と練習方法を幾つか紹介いたします。
★シャドウスイングは皆さんにとても簡単で特にお勧めの練習方法です。
出来るだけハッキリ表現したいので右利きの方を前提にお話しさせて頂きます。
左利きの方は逆にお考え下さい。
ⅰ)シャドウスイング【Ⅰ】⇒ 体の動きを《イメージ》と合わせます。
この練習はゴルフを始めた頃(約35年くらい前)から暇をみてやっています。
関節の可動範囲、筋肉の柔軟性、スイングのチェックにはとても役に立ちます
一日数分で構いませんので試してみて下さい。
①通常のアドレスの立ち方で左手(利き手と反対側の手)を左太腿の前にセットする。
➁右手(利き手)を左手(利き手と反対側の手)の下側からクロスさせる。
※構えは左手が上で右手が下になる。
③左右の手の甲側同士を合わせる。
※指を引っ掛ける ⇒ 指の重なり順は上から次のようになります。
【a】〖右手人差し指~左手人差し指〗 ⇒【b】〖右手中指~左手中指〗 ⇒ 【c】
【c】〖右手薬指~左手薬指〗〗 ⇒ 【d】〖右手小指~一番下が左手小指〗です。
※ひっか掛ける指は〖左手人差し指と右手中指〗 ⇒ 〖左手中指と右手薬指〗 ⇒
⇒ 〖左手薬指と右手小指〗
※〖右手人差し指は左手人差し指〗を〖左手小指は右手小指〗を押さえる。
※右手の平が目標側を向き、左手が目標後方側を向く。
※指や手の組み方、重なり方、順番は何回もお読み頂き確認して下さい。
④このアドレスを作ったらテークバック~フィニッシュまでゆっくりスイングする。
※両手のバランスを変えてどの力の入れ方が自分に合うかチェックする。
▲テークバックの場合、右手(利き手)で引く方が合う方、左手(利き手と逆の手)で
引く方がよい方、どちらが向いているかが分かります。
▲ダウンスイングの場合、右手(利き手)右半身(利き手側の肩~つま先まで)で
押す方が合う方、左手(利き手と逆の手)左半身(利き手と逆の肩~つま先まで)で
引っ張る方が合う方、どちらが向いているかが分かります。
○この練習は場所を問わずどこででも出来ますのでまたストレッチも兼ねていますので
普段から取り組まれる事をお勧めします。
○左右の手や半身の役割が分かりますし、トップの位置が思ったより大きくない事、等
いろいろな事を体感する事が出来ます。
○何も道具無しでスイングを作る事が出来る簡単なわりに効果の高い練習方法です。
ⅱ)シャドウスイング【Ⅱ】⇒ 《イメージ》に合わせて体を動かします。
この練習は一人でしても良いのですが出、来れば一人でするよりは仲間数人で遊び感覚で
楽しみながコースでのラウンド〖感覚〗で行う方が身に着きます。
コースでのラウンド〖感覚〗《イメージ》を持って練習場に行かれている方は実際のところ
どれくらいいらっしゃるでしょうか。
私もそうですが皆さんはコースでのラウンドで今までよりももっと良いスコアを出したいと
思って練習されていると思います。
しかし練習場では練習の為の練習をされている方をお見掛けします。
スコアは全く気にせず楽しむ事が一番と思われている方はよいのだと思いますが
ある程度のスコアにならないと楽しめないと思いますが如何でしょうか。
練習場シングルが目標の方はそれ程多くはないと思います。
スイングの美しさのみを求めてる方はそれ程多くはないと思います。
コースでのラウンドでは練習してきた力を十分に発揮し少しでもスコアを改善する事が
一般的には目標となると思います。
その為には練習場で打つショット〖感覚〗がコースでのラウンド時の〖感覚〗とが
一致しなくてはなりません。
普段から俗にいう[実践感覚]を身に着ける必要があります。
その為の《イメージ》、〖感覚〗を磨くには良い練習です。
練習の流れは下記になります。
①クラブの重さ、長さ、握り具合、シャフトの硬さ、バランスを《イメージ》する。
➁目標を設定(《イメージ》)しアドレスに入る。
③スイングを行いフィニッシュまで完了する。
④ボールがどのように飛んで行ったか《イメージ》します。
⑤スイングチェックを行います。
※今のスイングがどのようになっていたから、どのような球筋になったかを
《イメージ》の中で確認します。
○この練習は自身のゴルフスイング、球筋、距離感、マネージメント力、等が
身に着いてくるより一層楽しむ事が出ます。
楽しみながら《イメージ》力を強化でき、ゴルフの総合力を高める事が出来ます。
○慣れてくると素振りをするよりも効果が高いです。
※私は素振りの評価があまり高くないと考えておりますのでこちらをお勧めします。
※素振りにつきませては別のところで書きます。
▲この実際に体を動かす実践を頭の中の感覚だけの《イメージ》に置き換えて行う
練習(疑似実践)はゴルフやスポーツに限らずいろいろなところで役に立ちます。
自分の分野では関係のないと考えずに試してみて下さい。
ⅲ)シャドウスイング【3】⇒ スイングをゆっくり時間をかけて行います。
クラブを持って行う場合と持たないで行う場合の2通りがあります。
実践する事は一緒ですが初めはクラブを待たずシャドウスイングを行って下さい。
少し慣れてきたらクラブを持ったシャドウスイングを行って下さい。
なるべく軽くて短いクラブで始め、慣れてきたら自身のクラブに戻して下さい。
軽くて短いクラブはシャフトをカットしたり中古のレディース、ジュニアのクラブを
使用したりして節約方法を考えてながら試してみて下さい。
①ショットする感覚でアドレスしテークバックからフィニッシュまで《呼吸》止めず
スイングを進めていきます。
《イメージ》の中のコースでのラウンドですがインパクト、球筋、方向、距離も確実に
《イメージ》してスイングして下さい。
➁但しスイングするのに条件があります。
それは1スイングの時間を設定する事です。
通常は1スイング1~2秒程度かと思いますが5秒、10秒、30秒、1分、それ以上と
時間を伸ばしていきます。
最初は5秒、10秒くらいから始めて下さい。
③この練習はとても厳しい練習ですので決して本当に無理をしないで下さい。
無理をすると首、肩、背筋、腰、膝辺りを故障する事になります。
アスリートや体を鍛えている方でも非常に厳しいといくらいですの練習ですので
スイングの時間を伸ばす際には十分注意して下さい。
④この練習はストレッチにもなりますしスイングを作る筋トレにもなります。
また自身の理想として《イメージ》するスイングの形を覚える事にもつながりますし、
体の弱点(筋力、柔軟性、動きの癖)を見つける事も出来ます。
○この練習は本当に厳しいので実践される場合はとにかく十二分に注意して下さい。
本当に安易に時間を延ばさないで下さい。
それともう一つ決して《呼吸》を止めないで下さい。
○厳しい分効果は非常に高いですので時間をかけて少しづつ亀の歩みのように
本当にゆっくりと無理せず体と相談しながら少しづつチャレンジしてみて下さい。
★コースでのラウンドで読まなくてはならないが、読み方が分からないものも沢山あります。
これこそ《イメージ》力で判断し、対処していくしかないものです。
※これは練習に道具を使うというより使う事が出来ないと言った方がよいのかとは思います。
Ⅰ)傾斜:ティグランドからグリーン上まで傾斜のないところはありません。
プロや上級者の方でも傾斜地からのショットはどう、又はどれくらい曲がるかは
判断出来ないとおっしゃいます。
練習場は平らで傾斜地がありませんので傾斜地を体感できる方法を考えましょう。
イ)前傾を浅くしてクラブを長く持つ、深くしてクラブを短く持つ。
ロ)ボール、板、雑誌、等を足のいろいろな部分で踏んで傾斜を体感する。
ハ)ティの高さを変えて傾斜を《イメージ》する。
ニ)靴底の厚みの違う靴(片足はスニーカー、片足はゴルフシューズ)、
片足裸足、片足だけ靴下を2枚履く等して段差のある足裏の感覚を体感する。
ホ)つま先上がり:後頭部~背中~腰~お尻~踵、体重の構えでアドレスする。
つま先下がり:前頭部~胸~お腹~膝~つま先、体重の構えでアドレスする。
※顎の角度は変えない方がよいと思います。
実践で経験した傾斜地での感覚《イメージ》と照らし合わせアドレスを作り
何も持たずあまり下半身を使わないような素振りを行う。
へ)傾斜地ではクラブフェイスと地面の接点位置が平地とは変わってきます。
それによって出るミスが決まってきます。
ヒントはダウンスイング~インパクト~フォローのフェイスの向きです。
これは皆さん感覚的にお分かりだと思いますのでヒントだけにしておきます。
私のような素人は平地でもなかなか上手くショットする事が出来ずにおりますが
傾斜地ではな尚更ミスが出ます。
やはり傾斜地に対処する《イメージ》力が乏しいのだと思います。
練習場でチョットしたアイデア練習で足裏感覚を養う事により傾斜地でのミスを
減らす事が出来るようになります。
またコースではこの足裏感覚を利用した罠もありますので気にし感じてみて下さい。
※コースでの傾斜の罠の理屈を理解し実践の場で確認する。
▲登り傾斜を歩いていくと平らな面が下って感じられる。
▲降り斜面を歩いていくと平らな面が登って感じられる。
Ⅱ)風:強さ、向き、高さによる変化があります。
プロや上級者の方でも読み違いがあるくらい複雑です。
だからと言って諦めるのも癪ですので少しだけでも考えてみましょう。
少しづつ経験を積んで対応力を付ける為の考え方を書いてみます
イ)大きくは季節的な変化があるので大まかに把握する習慣を持つ。
ロ)気象の変化によっても大きく変化するので大まかに把握する習慣を持つ。
ハ)風の変化は周期的になっている事が多々あるので通常から意識する。
ニ)『風の息』という小さな変化もありますので、コースでは気にしてみる。
ホ)顔や体で感じる風の強さ、方向を気にする習慣を持つ。
上記のような読みの習慣、訓練を続けると、とんでもない強風や突発的な風の動きは
素人的には手の打ちようがないと分かってきます。
風の複雑さ、難しさ、大きく言うと自然の大きさを感じる事となります。
その場合はそれを受け入れて『人事を尽くして天命を待つ』くらいの気持ちで
立ち向かっていきましょう。
それ以外の風はこのような練習を続けていると、ある程度までは何とか読めるように、
対処出来るようになってくると思います。
状況を真摯に受け止めてフルに頭を使い全力で立ち向かっていきましょう。
悩まず自然との闘いであるゴルフの本質を楽しみましょう。
※風の対処を身に着けるまでには相当な時間や経験が必要ですがそれ程経験を
積む時間が取れないのが素人ゴルフです。
普段の生活時も風を体験しますのでの、その風の景色からゴルフ場で体験した
風の景色を思い出し2つの《イメージ》を比較してみて下さい。
普段の生活の中からでも大きな『ヒント』を見つける事が出来ると思います。
Ⅲ)距離:見た目と実測の違いが出るようにコースの罠があります。
見た目と実測についてはコースの罠にはまってします事があります。
設計者の意図がどこにあるかは何回かそのコースに通わないと分かりません。
視覚情報でプレイヤーを引っ掛けようとしています。
視覚化の情報は人間にとって判断する際に一番価値を持っています。
ですから引っ掛けようをして仕掛けをしてきますのでハマらないようにする為には
その引っ掛けの理論・理屈を知る事です。
そして感覚的に〖何かある〗という事を感じられるように感覚を磨く事です。
この事はそれについて常に気にする、理論・理屈と実際を比較する、記憶する、
感性を磨く、等の習慣がないと身に着ける事は出来ないと思います。
※距離感覚のトリックの代表例をピックアップしておきます。
下記は距離が近くに見える状況です。(遠くに見える時は逆の状況です。)
イ)グリーン奥が抜けていると遠くに感じ、囲まれていると近く感じる。
ロ)登っていると遠くに感じられ、降っていると近くに感じられる。
ハ)手前に大きな池やバンカーがある。
ニ)フェアウェイが林、ラフ等で絞っていない。
ホ)グリーン全体が見渡せる。
へ)傾斜の項目も忘れないで下さい。
Ⅳ)ライン:ラインにはパッティングばかりではなく空中の道もあります。
ラインはショット全てに存在します。
ゴルフは空中のライン(ショット)、地面上のライン(転がり、パッティング)、
2つの複合ライン(アプローチショット+転がり)の3つがあります。
この3つのラインを理解する事でとんでもない大ミスは減ってきます。
今までにビックリするくらいすごいショットが出た経験や、逆にとんでもない
大ミスをされた経験があると思います
普段から3つのラインについて《イメージ》を膨らませる事を続けていくと
そのようなミスは大幅に減らす事が出来ます。
【空中のライン】
私の場合ショットはボールの到達点から現在のボールの地点まで
戻ってくる《イメージ》を持っており、その空中のラインにショットした
ボールを乗せるように《イメージ》しています。
【地面上のライン】
こちらはパッティングやランニングになりますのでパッティングとして
別にまとめて書きます。
【2つの複合ライン】
※アプローチ空中を飛び、数回のバウンド後に地面上を転がっていきますので
2つのラインは別々に《イメージ》し融合させます。
空中をどのような球筋で飛び、着地してからはどのようなバウンドを何回し
スピンがどのようになるか、転がり始めたらどのようなライン、速さで
カップインするかまで《イメージ》します。
実際ボールを打つ際にこのような難しい事が実践出来るか出来ないではなく
《イメージ》出来るか出来ないか、するかしないかが重要なのです。
《イメージ》作りを習慣化する事によりゴルフは格段に上達します。
この《イメージ》作りの習慣は普段の生活でもとても役に立ちますので
実践される事をお勧めします。
※パッティングラインは下記のように考えています。
◦登りは最後に予想以上にスピードが落ち傾斜に強く影響され曲がりが
大きくなる。⇒ 曲率半径が小さい為、曲がりがきつくなる。
◦降りは最後に予想以上に加速している分傾斜に影響され難く曲がりが
小さくボールが流れる。⇒ 曲率半径が大きい為、曲がりが緩くなる。
よってフックライン、スライスライン、その他の複合ラインでもきれいな
一定の曲率の曲線を描いて曲がっていくのではありません。
ラインの読み方は途中はある程度は大雑把に考えても良いと思います。
しかし最後の30cm~50cmくらいからの曲がり方を意識して
ラインを《イメージ》する事が一番大事な事になります。
◦本題から少しそれますがライン別カップインするカップ位置の
《イメージ》を持つ事も重要です。
カップを4分割します。⇒ 時計の文字盤で考えて、奥を12時として
表現しています。
ⅰ)0時~3時 ⅱ)3時~6時,
ⅲ)6時~9時 ⅳ)9時~0時
(奥が12時として表現しております。)
イ)フックライン:12時から3時~5時
ロ)スライスライン:6時から9時~7時
※慣れてきましたらば4分割~6分割~8分割~12分割と精度を上げて
カップインの《イメージ》を膨らませて下さい。
●私のパッティング数の目標は28パット~33パットです。
パッティング数を32パットとした場合の計画を考えてみます。
〖仮定1〗パーオン確率50%の場合
▲パーオンホール :9ホール×2パット=18パット
▲それ以外のホール:4ホール×1パット=4パット
5ホール×2パット=10パット
●合 計 :32パット
〖仮定2〗パーオン確率60%~65%の場合
▲パーオンホール :11ホール×2パット=22パット
▲それ以外のホール:4ホール×1パット=4パット
3ホール×2パット=6パット
●合 計:32パット
このような《イメージ》ですが後はパーオンしたホールの中で
1パット(バーディ)で上がるとか、パーオンしなかったホールで
1パット上がるホールを増やす事を考えます。
パターでアンダーパー(基本の18ホール×2パット=36パット)を出し
ショットの穴埋めをする事を考えています。
それ以外にもハンデキャップもありますので初めの目標のスコアである
84±5(ハンデキャップ12)は意外と簡単にクリア出来ると思います。
次回以降で書きますがゴルフは科学です。
頭を使う事で上達する事は可能ですので初心者の方、伸び悩んでいる方、
飽きてきている方、等々練習についての考え方を見直してみて下さい。
意外なところに上達の『ヒント』は隠されています。
以上で【自宅での練習を大事にする(Part2)】の説明は終わりです。
これも毎回の事ですが【《イメージ》出来ないものは実践出来ない】は基本です。
〖イメージ〗は頭の中で無限に広げる事が出来ます。
その無限を生むのは想像力、創造力です。
その為には画像・映像の類は邪魔になってしまいます。
それにより私の『ヒント&レッスン』は一切載せておりません。
全てを文字で表しそれを読み、そこで《イメージ》を膨らませて頂きたくそのようにしております。
お読み頂きまして有難う御座いました。
次回は【自宅での練習を大事にする(Part3)】について書く予定です。
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