GENSHIです。
体調が戻らずに大好きなゴルフにも行けずに治療を続けております。
ブログは初めからほとんどゴルフについて書いてきました。
ゴルフについて一度頭の中を整理したいと思っておりましたのでブログのスタートに当たって始めましたが
長くなってしまいました。
大体整理が出来てきましたので後数回書いた時点でゴルフについてはひと段落して以降は別の内容について
書いていこうと思います。
今回はゴルフの中でもスコアをまとめる為にはとても重要なパッティングについて書いていこうと思います。
では本文に入ります。
繰り返しになりますがパッティングはスコアを作る為にはとても重要な部分です。
皆さんショットの練習は盛んにされると思いますがパッティングの練習はなかなかされる事は少ないと思います。
実践でのパットのスコアを数えてみて下さい。
1ラウンドで30パット以内に収まっていますでしょうか。
スコアを考える際にPar72で上がる事は私達のような素人にはとても出来るものではありません。
幾つで上がるかは皆さんそれぞれの実力で違ってきますがHC12をベースに書いていきます。
◆ショット:3打×4ホールズ(Par5)+2打×10ホールズ(Par4)+1打×4ホールズ(Par3)=36打
◆パッティング:2打×18ホールズ=36打
以上の合計72打がスコアカード上でのスコア(Evev-Par)です。
スコアを考える際にショット数が36打で上がる事は出来るものではありません。
36打+(α)=トータルスコアになります。(α=パーオン出来ないホールのグリーンオンするまでのショット数)
その(α)がスコアを決定します。
つまりグリーンにパーオンしなかった場合、グリーンオンするまでのショット数(アプローチ数)をどのように
考えるか、穴埋めするかでスコアが決定します。
アプローチが上達しカップに近づくようになるとパッティングが楽になり1パットで上がる事が出来ます。
そのことによりパッティング数を減らす事が出来るようになります。
パッティング数を(ゼロ)にする事は出来ませんが数打は減らす事は出来ます。
目標としましてはマイナス6打(30パット以内が目標)です。
そうするとショットが6打多くなってもパッティング数のマイナス6打でプラスマイナス(ゼロ)になります。
※HC12としパッティングをマイナス6打とするとショットは18打余計にする事が出来ます。
スコアはショット+アプローチ+パッティングのトータルで構成されています。
全部が良いに越したことはありませんが何かが悪い場合はその他でカバーする事によってスコアの崩れを
防ぐ事が出来ます。
アプローチが良ければカップまで短い距離残りとなりパッティングを楽にする事が出来ます。
またパッティングが良ければカップまで多少長めに残っても良いと考えられアプローチを楽にする事が出来ます。
どちらかが良ければスコアの崩れを何とか抑える事が出来るようになります。
感覚的にですがパッティングは難しいからアプローチを良くしようと考えがちです。
※同じ距離をショットして1mが残った場合アプローチはナイスと感じられますがパッティングの場合は
何となくミスした気分になりませんか。
また逆に寄らなかったがパッティングがあるから問題ないと感じられませんか。
同じ1mでも場合によっては違って感じられるものです。
この〖感覚〗の差を理解して下さい。
皆さんはどちらの〖感覚〗をお持ちになりますでしょうか。
アプローチ、パッティング両方を一気に得意にする事は難しいと思いますので〖感覚〗的に合うと思われる
どちらかを得意にする事、上達する事でスコアの崩れを最小限に抑える事が出来るようになります。
前回はアプローチについて書きましたが今回はパッティングの上達についてまとめます。
それによってスコアの改善についての練習方法のヒントを書きますので上達の為の参考にして下さい。
[Ⅰ]パッティング上達の為に考えるべき項目:
ⅰ)自分の〖感覚〗に合うパターを見つける。
※パターには幾つかの種類がありその種類によって形状、打ち方も変わってきます。
<パターの種類>
①ピンタイプ ➁マレットタイプ ③ネオマレットタイプ ④L字タイプ ⑤T字タイプ
※見た目の〖感覚〗で選択する事から始めて下さい。
その後でいろいろな書き条件を考慮してエースパターを決定して下さい。
パターは気分転換も重要ですので何本か仕様の異なった物を持つ事も上達の近道です。
<フェイスのタイプ>
イ)フェイスバランス:トゥ、ヒールのバランスが取れている。
ロ)ノンフェイスバランス:トゥ又はヒールのどちらかにバランスが偏っている。
◆スイングタイプによっても変わってきます。
①ストレート~ストレート~ストレート
➁インサイド~ストレート~イン
③インサイド~アウトサイド
④アウトサイド~インサイド
※フェイスのタイプは結構感覚的な事で選択される事が多いと思います。
基本的にはそれがベストです。
人間の〖感覚〗はとても敏感なものですのでそれを信じて下さい。
<ロフト角度>
イ)3.0度
ロ)3.5度
ハ)4.0度
ニ)特注(2.0度~2.5度,5.0度以上)
※ボールはグリーン上で見た目では分かりませんが多少沈んでいます。
ボールが沈んでいるものを持ち上げる為にパターにはロフト角度が付いているのです。
ロフト角度によってインパクトでボールは数cm~数十cm程度浮き上がりそして転がります。
少しでも早く着地して転がり始めた方がラインに乗せる事が出来ます。
スイング軌道によって同じロフト角度でもボールの浮き方は変わります。
その中で自身の距離感の一番合うものを選ぶ事が重要ですので自身に合うロフト角度を選択する
必要が重要になってきます。
<シャフト>
イ)長さ(30インチ~長尺)
ロ)硬さ
ハ)重量(一般的な100g,前後~150g)
ニ)シャフトの付く位置(ネック側、センター)
ホ)オフセットの有無
このように見ていくとウッドからアイアンまでクラブを選択する場合とあまり変わりません。
大きく、強く、早くスイングする訳ではありませんのであまり気づかないと思いますが
合う合わないで大きく違ってきます。
実際にデータを取ると振動数が違っていますし、全体のバランスも変わってきます。
出来るだけ〖感覚〗的に違和感のないものを選択して下さい。
ⅱ)パターの芯でヒットする。
※どのようなライン(フック,スライス,ストレート、上り,下り、フラット)でも芯を外して打つ事は
絶対にやめて下さい。
距離は芯でインパクトする事を前提にその強弱で調整して下さい。
下りは芯を外して打てと書いているレッスン書もありますがプロの方や上級者の方のような
特別な感性をお持ちの方はそれでも対応出来るのだと思いますが、私のような素人や発展途上の
ゴルファーの方々は確実に止めて下さい。
芯を外す打ち方は距離感もボールの回転も揃えていく事が出来ず練習の効果は半減してしまいます。
◆どのような事でも太い大黒柱になる部分(芯・核になる部分)を作ってからその派生として
応用的、特殊な技を覚えていく事は良いと思います。
絶対の自信が出来るまでは複雑になるような事は考えたり、練習したり、実践したりしない方が
確実に楽に、そして短期間で上達します。
皆さんいろいろな考え方はあると思いますがゴルフが上達したいのであれば〖意識〗してみて下さい。
ⅲ)自分自身の距離感を持つ。
※距離感と言うものは説明できるものではないと思います。
振り幅を基準にすると言っても人それぞれ振りの速さ、インパクトの強さ、パターの重量、等々
諸条件によって同じ振り幅でも距離は変わってきます。
ですので自身の何かを基準にして距離感を作っていくしかありません。
その基準を何にするかを見つけると楽に短期間で上達します。
そのヒントを書いておきますのでご参考にして頂ければと思います。
①インパクトの強さを声の大きさで距離を【イメージ】する。
◆バ~~ン,バ~ン,バン,◆パチ~~ン,パチ~ン,パチン,パチ,
◆キ~~ン,キ~ン,キン,等々
➁インパクトの強さを〖呼吸〗,[息]の吐く強さ、長さで距離を【イメージ】する。
◆ハア~~,ハア~,ハア,ハッ,◆ヒ~~,ヒ~,ヒッ,等々
③インパクトの強さをボールをヒットした[音]の強弱で【イメージ】する。
ⅳ)得意なラインを身に付ける。
※考えられるラインは大きく言ってグリーン面の傾斜は[上り],[下り],[フラット],
[スネーク],曲がりは[フック],[スライス]くらいになります。
クリーン面の傾斜については[フラット],[上り]が合わせやすいと思います。
曲がりについてはどちらか得意な方を選択して下さい。
基本的に体が素直に反応するラインは一つです。
難しく考えないでDRでスライサーの方はスライスライン、フッカーの方はフックラインを
パッティングでも得意と考えて、思い込んで練習してみて下さい。
そうすると一つの方向に曲がる球筋がベストである事に体も頭も納得出来ます。
◆DRからPTまで全て同じラインに得意ラインを統一する事を目標にして下さい。
ⅴ)ラインの読み方を覚える。
※パッティングは芝のグリーンで練習する事が一番ですが普段はなかなか経験出来ませんので
上達する為の〖考え方〗を見つけるしかありません。
特にラインの読み方は難しいので簡単ではありませんが私の経験上で実践でとても役に立った
〖考え方〗を幾つか書きますのでご参考にされて試してみて下さい。
①[上り]:カップまでの残り距離1mくらい手前でボールへのブレーキが強くなってきますので
カップから1mくらい先に目標物(芝の枯れた部分、ゴミ、他の方のマーカー等)を
見つけカップと1m位手前の目標物の間にボールを止めるようにヒットする。
➁[下り]:上りと逆にカップまでの距離の1mくらい手前でスピードが上がってきますので
目標物を見つけてカップとその間に止めるようにヒットする。
■上りの急ブレーキ、下りの急加速を忘れないで下さい。
③[フック]:ラインとしましては右から左へ曲がっていきますがボールは一定に曲がるのではなく
速度が落ちてくると曲がりが急にきつくなります。
カップの手間でボールが戻ってくるような感じです。
カップの入り口は時計で言えば1時から5時くらいの【イメージ】になります。
入り口をおおよそカップの右半分と広く見てとにかくボールはカップの右サイドに
出して右サイドからカップインする【イメージ】でヒットして下さい。
④[スライス]: フックとは逆の状態になります。
カップの手前からカップから離れるように滑っていくような感じです。
カップの入り口は時計で言うは7時から11時くらいの【イメージ】なります。
入り口をおおよそカップの左半分と大きく見てボールはカップの左サイドに
出して左サイドからカップインする【イメージ】でヒットして下さい。
⑤[ストレート]:入り口は時計で言えば4時から8時くらいになります。
※ヒットする強さにもよりますが実際は5時から7時くらいになると思います。
ストレートなラインは曲がるラインに比べて入り口が小さくなりますので
ピンに当てる【イメージ】で少し強めにヒットして下さい。
■曲がるラインは全体の曲がり方は一定に曲がっていくのではなくカップ1m位手前、
50cmくらい、25cmくらい手前と残り距離が短くなるにつれて曲がりが
急激に強くなります。
フックでもスライスでもラインの曲がり方を円の外周を移動するボールの動きと
考えるとカップの手前になるにしたがって円が小さくなっていると考えて下さい。
○円が小さくなると曲がりは大きくなる。
○円が大きくなると曲がりは小さくなる。
この事を忘れずラインの内側に連続した円を【イメージ】し読みを行って下さい。
⑥[滑るライン]:ゴルフのライン読みの難しさは曲がりが急激になるばかりではない事です。
カップ周りでグリーン上を滑るように曲がらずカップの横を抜けて行きます。
ここをどう読むか(最後まで曲がり続けるか、曲がらず滑っていくか)で
スコアを改善する事が出来るかそれとも現状から抜け出せないかが決まってきます。
十分に〖意識〗してラインを読んでみて下さい。
このラインの特徴はカップ付近が下記のようになっています。
①グリーンの傾斜が急にフラットになる。
➁グリーンの傾斜がそれまでと逆になっている。
③芝目がそれまでのラインと反対方向に流れている。
④カップ周りの芝がカットされて短くなっている。
⑤エアレーションが行われていて砂が入っている。
※ラインの読み方はゴルフの腕前によって違ってきますが自身のパッティングによって
読み方が変わってくる事は理解しておいて下さい。
パッティングの構え方、インパクトの強さ、ボールの回転数、距離感、等々により
ライン取りは変わってきます。
ですのでレッスン書は参考程度にして〖感覚〗をベースにしてパッティングの〖読み方〗を
自身で構築して下さい。
今回の〖考え方〗を理解して頂くだけでパッティングはかなり上達すると思います。
実践でもすぐ結果(2打~3打)は出てくると思います。
次回の〖練習方法〗を理解して頂き練習を行う事で少なくとも5打以上の結果は出てくるはずです。
最初に書きましたがパッティングの目標はトータル30打前後(33打~28打)です。
〖考え方〗,〖練習方法〗を理解し実践して頂くと確実に上記目標は達成する事が出来ます。
この目標はアプローチの上達が必要になりますがパッティングが上達するとアプローチも上達します。
逆にアプローチが上達するとパッティングも上達します。
ゴルフは<空中のゲーム(飛ぶ)>と<地上のゲーム(転がし)>の二つがありこれは別物です。
その中の地上のゲームはアプローチとパッティングになります。
ですのでどちらかが良いとそれと同じ〖考え方〗であるもう一方も良くなります。
パッティングの打数が減った分アプローチも含めたショットに打数を回せますがそのままではスコアは
当然の事ながら改善されていません。
本内容を参考にして頂きPar-On+1ショット(アプローチ)&2パットではなくPar-On+1ショット&1パットにする事を考えて下さい。
その為にしっかりしたしかも自分に合った自身独自のラインの読みを身に付ける練習を行って下さい。
そうすると長時間パッティングの練習をするよりも楽にスコアを減らす事が可能になります。
まだ書き足りない事は沢山ありますがパッティングについては長くなってきましたので今回はこのあたりで
終わりにします。
今回は〖考え方〗につきましてまとめましたが練習方法につきましては次回にさせて頂きます。
今回もお読み頂きまして有難う御座いました。
体調不良の為なかなか進みませんが次回もお読み頂けましたらば幸いです。
GENSHI
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