GENSHIです。
今回はマネージメント3(内容は先に挙げてしておりましたイ)道具のマネージメントについてです。)
について書いていきたいと思います。
ゴルフの道具は①メーカー、➁種類:クラブ、ボール、ウェア、シューズ、キャディバッグ、手袋、
ティ、マーカー、等々、③スペック、④価格、等でいろいろと分けて考える事が出きます。
今回のテーマはマネージメントですので道具の選択の方法、特にクラブの選択方法について詳しく
書いていきたいと思います。
※ここで書きます『選択』とはクラブを購入する事を前提として選択するというになります。
コースでの使用クラブの『選択』ではありませんのでそこのところを混同なさらないで下さい。
実践における使用クラブの『選択』につきましては前回コース戦略、ホール戦略で書きましたので
ご参考にして頂ければと思います。
またその部分は別の機会に(必殺技についてまとめる際にしようと思っています。)整理したいと
思いますのでしばらくお待ち下さい。
道具の中でもクラブ選択は皆さんにとっても興味のあるところだと思います。
クラブにつきましてはDRからPTまでどのような考え方をし、どのように選択を行えば上達が早いか、
よりスコアを改善できるかを踏まえてご提案させて頂きたいと思います。
クラブ選択につきましては以前に書いておりますが、今回から数回に分けてクラブ別に出来るだけ
詳細にまとめたいと思います。
今回は概論に近い内容になってしまい次回以降をお読み頂ければ今回の内容につきましては
飛ばして頂いても特に問題はないとは思いますが頭を整理する目的でお読み頂ければと思います。
次回からはクラブ別にさらに突っ込んで整理したいと思います。
内容はマネージメントという表現ではないのかもしれませんがゴルフの上達に役に立つ事ですので
大きな意味ではマネージメントになると思います。
個別クラブについての説明に入る前段階ですので、出来るだけ短めにまとめたいと思いますので
是非ともお読み頂ければ幸いです。
◆クラブ選択の方法、考え方については下記のようにいろいろあります。
ⅰ)メーカー重視:●好きなメーカーで揃える。(大手クラブメーカーから地クラブメーカー)
●気に入ったスペック、デザイン、形状、等で揃える。
ⅱ)形状重視:●DR・FW:ディープ、シャロー、丸型、洋ナシ型、異形、等
●UT:ウッド型、アイアン型、等
●Iron:マッスルバック、キャビティ、中空、等
●PT:ピン型、L字型、T字型、マレット型、等
ⅲ)材質重視:●DR・FW:フルチタン、チタン合金、カーボン、メタル、ステンレス、等
●UT:スチール、ステンレス、チタン、等
●Iron:軟鉄、ステンレス、マレージング鋼、クロムモリブデン鋼、等
●PT:軟鉄、ステンレス、アルミ合金、ブロンズ、ブラス、ストロノミクス樹脂、
エラストマーコア、ウレタン樹脂、
ⅳ)製造方法:●鍛造、鋳造、削り出し、等
ⅴ)価格重視:●中古品:メーカー、量販店、通販、オークション、等
●型落ち品:新製品が出た際の1世代前の新品
●特別ディスカウント品:キャンペーン、イベント、等
ⅵ)飛距離重視:●DR・FW:適合クラブの飛び系,高反発、
●UT:適合クラブの飛び系,高反発系、
●Iron:キャビティ、中空
ⅶ)精度重視:●DR・FW・Iron:ボールコントロールのし易すく感じられるものを選択する。
《イメージ》的に球離れの遅く感じられるものを選択する。
クラブ間の距離差を統一する調整、選択する。
●DR・FW・Iron・PT:ミスをミスとしてハッキリ分かるクラブを選択する。
ⅷ)球筋重視:●DR・FW・Iron:逆球が出ないようなスペックを選択する。
球筋を助長させないスペックを選択する。
●PT:振り方に合うように選択する。
◦インサイド/ストレート/インサイド
◦ストレート/ストレート/ストレート
引っ掛け、プッシュ、トップ、ダフリ、等のミスを考慮し選択する。
ⅸ)その他:●ヘッドよりシャフト重視し選択する。
●データよりも〖感覚〗〖感性〗《イメージ》優先で選択する。
クラブの選択の方法については、ざっと考えただけでも上記のようなものがあります。
この中身を参考にして頂きどのような考え方で、どのような仕様で、どのような組み合わせで
選択する事が自身にマッチしているかを見つけ出します。
このクラブ選択につきましては以前に【道具にこだわる】の項目で書きましたが今回からは
もう少し詳しく整理してみたいと思います。
クラブ決定には基本的にはなるべく時間を掛けられた方が良いと思います。
出来るだけ試打会参加やショップでの定期的な試打、また新製品が出た際にも率先して試打し
測定データを溜めていき、自身に合うものの基本的な仕様を掴む事を始めて下さい。
それをベースに買い替えを検討されているクラブをチェックしてみて下さい。
そのクラブが自分にとって本当にマッチしているか、していないかを判断する事が
出来るようになると、大きな失敗をする事はかなり減らす事が出来るようになると思います。
特に中古のクラブを探している場合には結構人気や値段だけで選択して失敗する事が
ありますので十分注意して下さい。
折角、費用を押さえようと中古で程度の良いクラブを探し回ったことが無駄になったり、
余計な費用が発生したりとがっかりしてしまう事の無いように十分にご検討下さい。
今回はクラブ選択についての概論的にな考え方、方法についてまとめていきます。
また私のお勧めのセッティングについても書いていきます。
私も以前にはクラブ購入に際して何回も失敗しておりますので、ご購入をお考えの方は
ご参考にして頂ければと思います。
ハッキリしない部分はご質問頂けましたらばご提案をさせて頂く事は出来ます。
A)選択の方法:イ)初見でピンときた《イメージ》〖感覚〗〖感性〗を一番大事にする。
ロ)ウッド系は最低5年間使用できるものを選択する。
※慣れ期間:1年+満足使用期間:3年+買替検討期間:1年 ⇒ 5年間
ハ)アイアン系は10年間使用できるものを選択する。
※慣れ期間:2年+満足使用期間:6年+買替検討期間:2年 ⇒ 10年間
ニ)アプローチ系は打ち方によって選択する。
※ダフリ気味:バンスでクラブが跳ねないような形状のものを選択する。
※トップ気味:リーディングエッジの出っ張っていないのものを選択する。
▲某T社やM社のカタログを読んで頂けるとバンス、リーディングエッジ等の
形状の違いでの向き不向きやどのような仕様が向いているかを判断する
基準が分かり易く載っておりますのでご参考にして下さい。
B)お勧めの選択方法:●DR・FW:a)ある程度の曲がりは許容して飛距離重視で選択する。
※但し、思い切って強く振っても自身の持っている球筋から
外れ難いものを選択する。
※距離はどのように計算するか決めておきましょう。
◆高弾道でキャリー(90%前後)+ラン(10%前後)
◆中・低弾道でキャリー(75%前後)+ラン(25%前後)
b)ヘッドのロフト角、シャフトのフレックス、その他特性は
《固定観念》に囚われないで試打しながら選択する。
●UT:a)ロングアイアの代わりになるものを選択する。
※多少精度には目を瞑っても飛距離を重視する。
※こちらも自身の球筋から外れないものを選択する。
b)飛距離重視ではあるがある程度コントロール可能なもの、
特に自身の持ち球の出る確率が高いものを選択する。
※曲がりのコントロールより自身の持っている球筋が
出るクラブを選択する。
●Iron・W:a)飛ばせない、コントロール可能なクラブを選択する。
※ストロングロフトはなるべくならば避ける。
※お勧めIronロフトの目安。
◦6I ⇒ 29度~32度 ◦8I ⇒ 37度~40度
◦PW ⇒ 45度~48度 ◦SW ⇒ 56度~58度
b)クラブ間の距離差を統一する。
※番手番号ではなくロフト角度で距離差を調整する。
※ロフト角調整の為に特注クラブも検討の一つに
c)番手表現では6本から8本をセットとして選択する。
※(5I~6I),7I,8I,9I,PW,AW,SW,(LW)
d)芯のハッキリした、ミスをミスとして確実に判定出来る
クラブを選択する。
●PT:a)素振りをしてみて違和感なく振り易いものを選択する。
※データではなく〖感覚〗〖感性〗《イメージ》の
合うものを選択する。
b)形状(フェイス、ネック、シャフト)
※各パーツにはそれぞれ数種類がありますのでその中から
自分に合う組み合わせを見つけて下さい。
試打を繰り返し行い傾向をつかみ組み合わせを考える。
c)《イメージ》の出せるものを選択する。
※初めは素振り、パターマット、等でチェックしますが、
最終的にはコースでのラウンドでチェックして下さい。
ⅰ)構え易いもの。
ⅱ)素振りでバランスに違和感の感じられないも。
ⅲ)インパクト時に手応えの良いもの。
ⅳ)入りそうな《イメージ》感じるもの。
ⅴ)方向性の精度より距離感の精度を出し易く感じるもの。
◆このような事をチェックしながらクラブセッティングを見直す事は今後の上達の速度アップ、
スコア改善、能力の維持の為にはとても重要な事です。
また自分でこだわって、納得したセッティングは信頼性も高く、愛着も湧くと思います。
クラブに愛着が湧くと丁寧に扱うでしょうから道具も長持ちしますし、また練習にも
コースでのラウンド時にも今まで以上に身が入ると思います。
ゴルフは道具を自身で好きなようにセッティングする事が出来るスポーツです。
せっかく自由に選択出来るのですから時間を掛けてでも自分に本当にマッチしたものを
見つけていきましょう。
※但し、初見で❝ピンときた❞ものについてはよくよく吟味して下さい。
感覚的に閃いたものは本当にとても重要で、そのクラブが自身のゴルフの新しい道を
開いてくれる1本になる事もありますので注意してチェックしてみて下さい。
大げさな言い方かもしれませんが本当に自分に合ったクラブを使用すると大きくスコアを
崩す事がなくなりレベルアップする事は確実です。
しかし、その直感が大きく外れている事もあります。
❝ピンときた❞感覚はその時の気持ちや〖感覚・感性〗によって大きく左右されます。
要するに食事でも高価なものと言われれば嘘でも美味しく感じられえるという人間の
〖感覚・感性〗の中の弱点が気持ちの大部分を占めている場合に起こりますので
その点については十分に気を付けて下さい。
そのような事をしっかり注意してチェックしていきますと、必ず結果に表れてきますので
クラブ選択に際しては十分に吟味して下さい。
以上でマネージメント3は終わりです。
ゴルフはマネージメント次第でスコアが本当に大きく変わってきます。
マネージメントは実践的な部分(コース・ホール攻略の戦略)ばかりではなく、今回書いております
道具(クラブ、ボール、等)、ウェア、手袋、等々、多岐にわたります。
闇雲に練習に時間、費用を掛けるよりも、もっと簡単に楽に効果を出せるものを考える事も重要な
マネージメントの一つだと思います。
今回は総論的、概論的になってしまい漫然とした内容になってしまいましたが次回以降は局所的な
細かい部分について詳細にまとめていこうと思います。
毎回ですが内容につきましては素人である私個人の私見による一考察です。
本ブログの内容が皆さんの上達に対して100[%]効果を保証する事は出来ませんが、少しでも
上達のお役に立てる事が出来ましたらば幸いです。
お読み頂きまして有難う御座いました。
次回からは一つのクラブ単体について詳細にまとめていこうと思います。
(ドライバー,フェアウエイウッド,ユーティリティー,アイアンセット(一つのクラブとみなす)、
ウェッジ、パター等)
出来るだけ分かり易く書きますのでご期待下さい。
GENSHI
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