GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
毎回ゴルフの事を書いておりますのでゴルフに特化したブログのようになってしまっておりますが
実際はもう少し別の事も書きたいと思っております。
ゴルフにつきましては周りになかなかスコアが伸び悩んでる方が多いので書き始めましたが
書き始めてみると意外と書く事が多くこのような状況になっております。
もう少し書きましたらばゴルフについてはまとめ終わると思いますのでそうしたらその他の事に
移行し様と思っております。
もうしばらくゴルフにお付き合い下さい。
今回はいろいろな場面で役に立つクラブであるミドルアイアンについて書いていこうと思います。
○アイアンの分け方
◆グループ分け方としましては決まりはなさそうですので私が考える分け方をご紹介いたします。
私が考える分け方は番手ではなくロフト角度です。
ロフト角度では番手で分けると最近のストロングロフトタイプととマッスルバックタイプでは
番号(番手)は一緒でも全く違ったロフトになります。
番号(番手)は同じでも1クラブ、2クラブ分もロフト角度に大きな差があるクラブでは
ロングアイアンからウェッジまでをグループ分けを行うには基準を番号(番手)にしては
別のクラブを比較、分類している事になり全く意味がありません。
ⅰ)ロングアイアン:15度 ~ 28度 ⇒ 1I ~ 5I
ⅱ)ミドルアイアン:29度 ~ 40度 ⇒ 6I ~ 8I
ⅲ)ショートアイアン:41度 ~ 48度(~50度) ⇒ 9I ~ PW(AW)
ⅳ)ウェッジ:49度(~51度) ~ 64度 ⇒ AW ~ LW
○ミドルアイアンの用途(私個人の考え方です。)
ⅰ)120Yard ~ 160Yardを多種多彩のショットを操りグリーンを狙う。
※ボールの高低、フック、スライス等々どのような球筋でも打ち易いクラブである。
※私の中では特に『8I』が応用の利くクラブです。
ⅱ)ロフトを立ててランニングアプローチでチップインを狙う。
※フェイスを被せヒールを浮かしパターのように転がしていく。
ⅲ)ロフトを開いて距離を出すロブショットで深いラフからの脱出が可能である。
※バンスが少ない分ラフで跳ねたり引っかかったりせず振り抜き易い。
ⅳ)バンカーの縁にくっ付いた場合にマサカリ打ちで脱出が可能である。
※ロフトをあまり被せず、垂直ではないがほぼ垂直にクラブの底でボールを打つように、
マサカリを振るように上からバンスをたたき込む事で砂を爆発させ脱出が可能となる。
ⅴ)林からの脱出で木の枝の下を通さなくてはならない場合に低い球筋である程度の距離を
出したい場合に有用である。
※トラブルの状況であるので本来は短いクラブでコントロールして打ちたいところですが
『ミス』になり易いのですがそれをカバーする事が出来るのがミドルアイアンです。
■ショートアイアンで低い球筋を打つにはフェイスを被せボールを真ん中付近に置き
ハンドファーストにシャローなスイングをすることが必要です。
ボールのセンターより多少下の部分に真横から出来るだけ平行(多少トップ気味)に
インパクトする【イメージ】です。
ところがショートアイアンでシャローにスイングする事は思ったより難しく低い球筋を
打とうとすると逆にボールが上がってしまい余計にトラブルになってしまいます。
ですのでトラブルの状況ではショートアイアン、ウェッジを選択するのではなく
ミドルアイアンを選択する方が確実に『ミス』を激減させる事が出来ます。
以下をお読み頂ければミドルアイアンの有効性を理解して頂けると思います。
○ミドルアイアンの練習方法
◆クラブの中でも特にミドルアイアンを練習するといろいろな球筋(高低、フック、スライス等)を
使い分ける事が出来るようにもなりますがそれ以外の効果は飛距離を伸ばす事が出来る事です。
※飛距離アップにつきましてはあらためまして別項目でまとめます。
その他にもいろいろな効果がありますがとにかく短期間でゴルフを上達しようと思うのであれば
ミドルアイアンをベースに練習をしてみて下さい。
理由としましてはとDR、FWのような長いクラブとウェッジのような短いクラブの中間になり
真ん中から上下に広げていくと、一本ずつ順番に練習するよりシャフトの長さへの対応が
半分で済む為に対応力、練習、身に着くまでの時間短縮が図れます。
本当に【効果抜群】です。
※練習する際に幾つかの注意点があります。
①初めから出来るとは思わないで下さい。⇒ 焦らず仲間と共に上達を楽しんで下さい。
➁出来る【イメージ】を持ち続けて下さい。⇒ 【イメージ】出来ない事は出来ません。
③練習はし過ぎないで下さい。⇒ 余程上級者にならないと練習過多は雑になるだけです。
④画像、映像に頼り過ぎないで下さい。⇒ 見る角度で全く違ったものになってしまいます。
⑤体に無理な動きをさせないで下さい。⇒ 自身に合う体の動きを優先する。
⑥頭を使う練習をメインにする。⇒ 練習から実践までのマネージメントを考える。
⑦頭を使った練習をメインにする。⇒ 〖頭9割:体1割〗でゴルフを考えて下さい。
ⅰ)ボール位置を変える事なく高低、フック、スライスをショットする事を目指す。
※どのようにすれば球筋を変える事が出来るのでしょうか。
①腰の回転:イ)早い:スライス系、高弾道 ロ)遅い:フック系、低弾道
➁右 肘:イ)早く伸ばす:フック系 ロ)遅く伸ばす:スライス系
③左 肘:イ)伸ばしたまま:フック系 ロ)外に曲げる:スライス系
④右つま先:イ)オープン:フック系、高弾道 ロ)スクエア:スライス系
⑤左つま先:イ)オープン:スライス系、低弾道 ロ)スクエア:フック系
⑥右 足:イ)後ろに引く:フック系、低弾道 ロ)前に出す:スライス系
⑦左 足:イ)後ろに引く:スライス系、高弾道 ロ)前に出す:フック系
⑧体 重:イ)右足:フック系、高弾道 ロ)左足:スライス系、低弾道
⑨フェイス:イ)被せる:フック系、低弾道 ロ)開く:スライス系、高弾道
上記の方法は例として挙げましたがまだまだ方法は幾つもあると思います。
プロ、上級者の方のようにスイングで球筋を作る事はあまり意識しないで下さい。
上達する前に抜け道のない迷路にはまってしまいます。
多種多様な球筋を打つ為にはどのような方法をとればよいかを考えて下さい。
いろいろと試してみて頂き皆さんの得意な方法を一つか二つに絞り込んで磨いて下さい。
注意点としましては各種レッスン、レッスン書、映像・画像、等々に傾倒し過ぎてしまい
その事ばかり鵜呑みにしないで下さい。
どのようなやり方でもレッスンや理屈に反していても結果的に自身の気持ちの良いスイング、
体の動きを選択して下さい。
十人十色、理論的に正しい事が全て自分にマッチしているかは分かりません。
人それぞれ異なっているのは当然の事です。
自身を信じて自身独自のゴルフを構築して下さい。
ⅱ)ハーフトップを使えるようにする。
◆皆さんはハーフトップの【イメージ】はお持ちでしょうか。
私の中でのハーフトップの『理想』は下記です。
①スイング軌道は基本的にはフラットに近いダウンブローを〖意識〗する。
※スイングはどのように振っても基本的にはダウンブローになりますが
ボールへのインパクト角度の問題ですので出来るだけフラットを〖意識〗して下さい。
➁ダウンスイング軌道は『L字型』を〖意識〗する。
※『L字型』スイングにつきましては以前に書きましたが後でもう一度書きます。
➁フェイスはアドレス時よりロフトが立った状態でインパクトする。
※出来るだけ『ハンドファースト』を〖意識〗してスイングして下さい。
③インパクトはボールの下1/4にリーディングエッジが当たるようにする。
※練習場のボールは赤道部分にラインが入っている事は多いと思いますのでそのラインと
地面との間に大体の感じでリーディングエッジを入れていけば合うと思います。
④フェイスはバンスが芝を擦る程度になるべく地面と平行にシャローにスイングする。
※スイングの形ではなくクラブフェイスの動きを〖意識〗スイングして下さい。
スイングの形が多少崩れてもフェイスの動きを優先的に〖意識〗して下さい。
⑤インパクト以降もロフトが急激に大きくならないようにしゃくり上げないスイングをする。
※左足が突っ張ると右肩が落ち過ぎヘッドアップしロフト角度が急激に大きくなります。
ボールを上げようとせず中断道の球筋を『意識』してスイングして下さい。
⑥インサイド ~ ストレート ~ インのスイング軌道は自然にリストターンするので
〖意識〗して、しかも〖無理矢理〗リストターンしない。
※前傾角度の小さい(浅い)、棒立ち気味のアドレスからのフラットなスイングはで
ボールに対してスクエアに当てる為にはリストターンしないとスクエアになりません。
リストターンのタイミングを毎回同じにする事は至難の業です。
出来るだけ無駄なリストターンをしない自然なリストターン(ローテーション)で
スイングを完了するように〖意識〗して下さい。
⑦可能な限りフォローを大きく、長く取るように〖意識〗する。
※フォローを小さくするとスイングは『V型』になりロフト角度が急激に大きくなる為に
『ハーフトップ』が『ライナートップ』になってしまう。
フォローを大きく取る為にはインパクトを右足つま先から左足つま先までを
インパクトエリアと考えてクラブを動かす方法を考えてみて下さい。
その為にもスイングは『L字型』を求めて下さい。
◆その方法は下記のような事が考えられます。
イ)ダウンスイングでグリップエンドが真下又は体から離れるようにスイングする。
ロ)左肩を支点にして左腕の長さを変えず(肘を曲げない)スイングする。
ハ)ダウンスイングで右手のひらが地面を向いてスイングする。
ニ)ボールを『竹輪』のような長く、柔らかいものと考えその『竹輪』がインパクトで
縮んでから『ボヨーン』と低く飛び出していく【イメージ】でスイングする。
その為にはフェイス面がインパクトエリアで変わらないように動く。
ⅲ)一定の球筋を作る。
◆ゴルフ上達の為には球筋を一定にする事が特に重要です。
いろいろな球筋は打てる事が目標であるがそれでも最終的には球筋を一定にした方が
確実に上達は早いです。
いろいろな球筋を身に付ける事は上達にはとても重要ですが全てをコントロールする事が
出来るようになるまでは非常に大変です。
先に書きました多種多様な球筋を打てるようにとの〖考え方〗には反しますが、自身の球筋を
一つに決めて(曲げる方向を一つに決める。)、この球筋ならば自信を持って高い確率で
打てるというくらいまで固めて下さい。
それが達成されたら徐々に球筋の種類、幅を広げていって下さい。
全てのクラブを一つの球筋だけでラウンドを行っても70台でラウンド出来ます。
一つの球筋を打つ為の基本事項を書きますのでどれが自身にとって有効か試してみて下さい。
何が自身にとってマッチしているかを判断し『これ』と思ったものを基本ベースにして
身に付けるようにチャレンジして下さい。
①フック系:飛距離を稼ぐ事は出来ますが距離、ボールのコントロールをする事が難しい。
グリーン上でボールが止まり難い。
大きな『ミス』はチーピン、引っ掛けチョロ。
イ)体の向き(アドレス):右向き(右方向にスクエア)
ロ)右つま先:右、左つま先:正面又は多少左
ハ)リストターン(フェイスローテーション):強め
ニ)スイング軌道:『L字型』的アッパースイング
ホ)クラブ軌道:インサイド ~ アウト
ト)球 筋:右サイドのフェアウェイバンカーに向かって中弾道で飛び出し
フェアウェイ右サイドからセンターに戻ってくる。
➁スライス系:飛距離はそんなには望めないがボールを上げ易く、グリーン上で止め易い。
素人、初心者的には打ち易くコントロール方法も比較的身に付け易い。
大きな『ミス』はプッシュアウトスライス。
イ)体の向き(アドレス):左向き(左方向にスクエア)
ロ)右つま先:正面又は多少右、左つま先:左
ハ)リストターン(フェイスローテーション):弱め
ニ)スイング軌道:『V字型』的ダウンブロースイング
ホ)クラブ軌道:アウトサイド ~ イン
ト)球 筋:左サイドのフェアウェイバンカーに向かって高弾道で飛び出し
フェアウェイ左サイドからセンターに戻ってくる。
③ストレート系:ストレートな球筋はいろいろな条件が余程上手く揃わないと手にする事は
出来ません。
確率的にもストレートな球筋が出る事は稀であり、理論的に考えても
ストレートな球筋は難しい事は理解出来ると思います。
ストレートな球筋を中心に組み立てを考えていて『ミス』をすると
どちらに曲がるか分からない。
だからティグラウンドでは真ん中に立って真ん中に向かってショットする。
そんなゴルフをしているとスコアアップは望めません。
理論的に実践する為の方法についてはどのようにでも書く事はできます。
しかし実践的にはあまりにも条件が沢山あり現実的ではないと思います。
ですので今回は特にご説明はしない事にします。
◆自身の球筋を一つに統一しようとすると大きな『ミス』をする事は
前提においておかなくてはなりません。
しかし統一する事によって『ミス』は〖1/2〗になります。
大きな『ミス』は大雑把に言うと一つですのでそれを潰してしまえば
スコアは大きく改善します。
大きな『ミス』を改善する為に球筋を統一していく。
そうする事で大きく崩れる事のないゴルフを組み立てられます。
後は小さな『ミス』を順次一つずつ潰していけばその分1打1打スコアが
自身のパープレーに向かって進んで行きます。
◆球筋を統一するだけであれば皆さん意外かもしれませんが長いクラブの方が
簡単に身に付ける事が出来ます。
短いクラブになればなるほどショットの精度が必要になり
球筋、距離感のちょっとした『ミス』大きな失点になってしまいます。
使用するクラブも短くなればなるほど頻度が高くなってきます。
ですので練習は出来るだけ短めのクラブから球筋を作っていった方が
球筋を一定にする事の近道です。
◆ゴルフは端のクラブから練習を始めると全部のクラブの練習が終わるまでに
かなりの時間が必要となります。
ですので練習はクラブ全体の真ん中辺りから始めるべきです。
ミドルアイアンはクラブ全体の真ん中になります。
よって練習はミドルアイアンから始めるべきだと考えています。
練習方法としましてはミドルアイアンをセンターに隣同士のクラブを
されると良いと思います。
隣同士のクラブは比較的似た感じですので練習はし易いと思います。
またハーフセット的に考えて1本飛びで練習する事もよいと思います。
どちらにしても練習はクラブ全体のセンターから始める事がお勧めです。
また球筋を作るのもミドルアイアンからがお勧めです。
今回のミドルアイアン上達についてはこの辺りにします。
ゴルフ上達にはいろいろな事が必要ですがアイアンショットに関しましてはミドルアイアンの
上達が一番効果的です。
その結果として求めているのはプロ、上級者の方のようなものではなく私達のような素人、初心者は
楽しむ為のゴルフですのであまり理屈っぽく、難しく考えないで下さい。
自身の【イメージ】、〖本能的能力〗でボールコントロール出来る範囲で構わないと思います。
本来、スポーツは100[%]数学のように割り切れるものではありません。
最終的には『心』『考え方』〖感性〗〖感覚〗【イメージ】をコントロールする事が全てです。
以前にも書きましたが《心技体》、《体技心》なのかどちらを優先するかで上達方法は変わります。
私達のような素人、初心者の方、伸び悩んでいる方々には《心技体》をお勧め致します。
近いうちに〖マネージメント〗や『心』『考え方』〖感性〗〖感覚〗【イメージ】《心技体》、
《体技心》等々ゴルフ頭脳について書いていきたいと思います。
この事を理解して頂くとゴルフは特に沢山の球数を打たなくても上達します。
また上達、維持する事が理解して頂けると思います。
今回もお読み頂きまして有難う御座いました。
次回は距離を稼ぐために必要なFWについて書きます。
GENSHI
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