GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しております。
今回はハザードからの脱出について書いていこうと思います。
ラウンドでスコアを大きく崩す原因の一つはOBとハザードです。
世の中にはハザードに捕まってからのレッスンについては書物、画像、映像等沢山ありますが
私のような素人はなかなかそれだけではクリアする事は出来ません。
練習は出来ますがレッスン書、画像、映像等だけでは対策の本質を掴む事は出来ません。
そのような事だけで本質を掴む為には偶然、ラッキーがないと不可能に近いと思います。
レッスンをされる方々はゴルフが出来るゴルフの専門家の方、アスリート系上級者の方が
メインになりますが習う側はずぶの素人です。
考え方、経験、知識、体の作りが全く違っています。
ですのでそのまま習っても本当に役に立つ、上達するかは大きな疑問が残ってしまいます。
余程《イメージ》と〖感覚〗〖感性〗『体の動き』がマッチしないと対応できません。
そこをクリアしない事には節約し短期間での上達は望めませんし大きなミスを無くす事は出来ません。
ミスがミスを呼びどんどん、どんどんスコアを崩していってしまうのです。
その中でも特にクリアする事は出来ない、スコアを大きく崩すものがハザードです。
ですので本来まず第一に考える事、すべき事はハザードに捕まらない事になります。
今回はその為の考え方、対応の仕方についてまとめていきたいと思います。
しかしその考え方は『忍耐』『我慢』『守り』と『寛容』『解放』『攻め』のバランスを
取らなくてはならないとても難しいものです。
その精神的なバランスを取れるようになるとハザードに捕まらないようなゴルフをする事が出来ます。
『攻守のバランス』の考え方、理解の仕方がとても重要になります。
これから詳しく書いていきますがこのようなゴルフの考え方はかなり難しいものになります。
お読みになる際も精神的・肉体のバランス(《イメージ》と〖感覚〗〖感性〗『体の動き』)を
取りながら出来るだけ全体像を理解していきながら読み進めて下さい。
それが出来ないと結局は元のゴルフに戻ってしまいます。
では本文に入りましょう。
●ゴルフの理解すべきポイント
①ボールは真っすぐ飛ばない。(真っすぐ飛ばす必要はない。)
イ)解 説:ボールの芯にクラブヘッドが真正面から垂直に当たりボールに歪みのない
真っすぐな回転が掛からない限りボールは間違いなく曲がります。
本当に綺麗な歪みのないスピンがかかった真っすぐなボールは飛んでいく
姿が銀色に輝いているといいます。
そのようなボールを打つ事はほとんど出来ないと思いますがその銀色を
求めていく事も楽しいと思います。
またフック系、スライス系によって見える色も違っているとは思いますが
それでも球筋毎に一定になっているものです。
それを求めていく事も楽しみの一つと思います。
ロ)考え方:球筋がどうであれ最終的には目標地点にボールを運ぶ事が目的である。
スコアを求める事が目的であり真っすぐな球筋を求めている訳ではなく
またその必要もない。
ハ)練 習:真っすぐな球筋を持つ事が出来るのであればよりBetterであると思われるが
それはとても難しい事である。
それよりも確実に片方にしか曲がらない(フック系、スライス系)球筋を
作る事が重要である。
①球筋を一定にする。
打ち方はどうであれ片方にしか曲がらない球筋を作る事を練習する。
<例>スライスの打ち方(フックの場合は逆に考えて下さい。)
イ)オープンスタンスに構える。
ロ)フェイスの向きを体(胸)の方向とボールの着地点を結んだ三角形の
底辺の中間点に向けて構えます。
(フェイスを少しだけオープンにして構えます。)
ハ)アドレスが決まったら後は思い切ってスイングするだけです。
※どうしてもスライスさせたいと思ってスイング中に何かをしようと
余計な事は一切考えないで下さい。
スライスする準備は既に出来ているのです。
自身を信じてスイングすれば間違いなくスライスします。
※ここで一つご注意する点を書いておきます。
オープンスタンスと左を向くのとの違いを理解し間違ったアドレスを
取らないようにする事です。
〖右利きの方の場合のスライスの為のスタンスの取り方です。〗
◆左に向く:文字通り左方向に向いてアドレスする。
◆オープンスタンス:①左に向いてスクウェアにアドレスし
左足つま先のみを開く。
➁左に向いてスクウェアにアドレスし
左足を足の長さ半分くらい背中側に引く。
※基本は下半身は開いても上半身は開かない事です。
オープンスタンスを意識すると体全体が左を向いてしまい
左にスクウェアにアドレスしてしまう事になり球筋は左方向に
真っすぐ飛ぶことになってしまいます。
また一番多いミスとしては下半身と同時に上半身(肩)も
開いてしまう事です。
上半身、下半身両方が開くと体全体としては歪んだ開きとなり
ボールコントロールが出来なくなります。
➁ハザードは考え方次第。(あなたはポジティブ、それともネガティブ、どちら?)
イ)解 説:ハザードの考え方は2通りあります。
●ポジティブ:これ以上の悪い状況にならないから助かった。
●ネガティブ:余計なペナルティを貰う事になってしまった。
一般的にハザードに対してはネガティブに考えがちですが実際の場合は
それ以上状況を悪くさせない為のガードになっています。
グリーン周りのハザードはトラブルになるように作られていると考えられますが
実際はトラブルになる位置(場所)を教えてくれているのです。
つまりその部分を避けさえすればコースは簡単になっていくのです。
この考え方はコース、ホール攻略のマネージメントの一つです。
この事はマネージメント単体に分けて書いていく事は難しいのでいろいろな場面で
いろいろな形で表現していきますので自身の感覚で理解するようにして下さい。
<ハザード・トラブルについての対応、考え方>
ハザード、トラブルの状況からまずは1回で脱出する事を目標とする。
プロの方でも設定は異なっているとしてもハザードからのパーセーブ率は
MAX70%くらいで一般的には50%~60%位です。
素人の私たちは一般的には10%から、とても上手くいって30%位だと思います。
ハザードでは1ペナルティを受け入れて余計な打数を重ねない事が一番重要です。
ロ)考え方:1年間で80台のスコアを目指す為には何事にもポジティブに考えましょう。
ハザードは確かにコースを難しくしているものではありますがそれによって
攻略するまた、考える楽しさが増してきます。
料理のスパイスのような役割を果たしていると思っています。
①バンカー:1ペナルティ、OBにならないようにガードしている。
➁池、クリーク:難い地点、状況からショットする事がなくなる。
余計なショットを繰り返す事は避けられる。
③1ペナルティ:2ペナルティ、3ペナルティ等、余計なショットを打たなくなる。
④ブラインド:危険ルート、避けなければならないが場所がハッキリ分かる。
ハ)練 習:①バンカー(1):ⅰ)ティの上にハガキ大の薄めの紙を置きその紙の上に
ボールを乗せる。
ⅱ)フェイス開き乗せた紙の下にクラブが入らないように
紙の上を通ってボールを打つ。
ⅲ)紙に対して平行に近く(鈍角、シャロー)クラブを通す。
※当たった紙に深い、短い跡が残らないようにする。
ⅳ)初めはライナー性の当たりばかりになると思いますが、
フワッと上がるようになるまで薄く振る事を繰り返す。
バンカー(2):ⅰ)練習場のマットからティを抜いて穴だけにする。
ⅱ)穴にボールをセットする。(少しだけボールは沈む。)
ⅲ)フェイスを開かず普通にセットし赤道より下を打つ事を
意識してライナー性のボールを打つ。
ⅳ)次にフェイス面が天井を向く位に開き、先程の場合と
同じく赤道より下を打つ事を意識してライナー性の
ボールを打つ。
ⅴ)慣れてきたらボールを少しだけ上げる事を意識して
スイングしてみる。
※スイングは全く変えずボールを上げる事だけを意識し、
その事だけに集中して振る。
そうすると不思議な事に何も変える事がなく意識を
変えるだけでボールは自然に上がってきます。
バンカー(3):ⅰ)(2)の穴にボールを置いたショットに慣れてきましたら
次に普通のマットに置いた状態での練習です。
ⅱ)フェイスを天井に向けてアドレスします。
ⅲ)今度はボールの1/3のところに出来るだけ水平に
リーディングエッジを入れていきます。
ⅳ)ボールの1/3辺りを切り取るように思い切ってスパッと
振り切っていきます。
ⅴ)とにかくライナー性のボールが出ても続けて下さい。
そのうちにボールをスパッと切れるようになりボールに
少しづつバックスピンが掛かるようになってきます。
ⅵ)それが出来るようになると少しずつ次第にボールが
高く上がるようになります。
本当に上手く行くと上がったボールを自分で掴む事が
出来るようになります。
※ボールを高く上げようとする場合、あまり打ち方をあれこれと悩んだり
意識したりしない方が良いと思います。
動物的本能に任せて打ち方を気にせずボールの高く上がる軌道を頭の中で
意識するだけで、ボールを高く上げたいと考えるだけで大丈夫です。
ボールの高低、左右、強弱等については〖感覚〗を大事にして下さい。
バンカーの練習は一般的な練習場ではなかなか出来ませんが上記のような
練習方法を考える事で簡単に上達する事が出来るようになります。
その他にも私の考えた練習方法は幾つかありますが皆さんも独自のものを
それぞれお持ちと思います。
どの方法が合っているかを考えながらいろいろと試してみて下さい。
砂がないと練習が出来ないなどという事はありません。
頭を使って楽して上達する方法を考えていきましょう。
ハザードについてはまた長くなりそうなのでここまでにさせて頂きます。
今回はバンカーについて書きましたがハザードの中では一番スコアを崩す、トラブルをより一層
大きくしてしまう場所です。
その為に考え方、対策、練習方法について多少詳しく書きましたが、その他のハザードはスコアを
崩すトラブルというより、それ以上スコアを崩さないようにするお助けのルールです。
ハザードの考え方はトラブルと取るかお助けと取るかによって結果が大きく異なってきます。
考え方だけで結果は異なると思えないかもしれませんがこれがマネージメントの大きなポイントです。
『考える』という事は楽して楽しんで時間、費用を節約しながら上達する為の最大の秘訣です。
とにかく『考えて』『考えて』『考えて』みましょう。
素人の〖ヒント&レッスン〗をお読み頂きまして有難う御座いました。
次回はハザードの続きを書いていきます。
GENSHI
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