GENSHIです。
【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に発信しています。
今回もゴルフにつきまして書いていきたいと思います。
先にも書きましたが持病の悪化によって落ち着いて書く事が出来ません。
あまり詳しく(長く)書く事が出来ませんので出来るだけ分かり易く短めに書いていこうと思います。
前回までに『ミス』の起こりやすい状況の中でも特に頻度の高いスコアを大きく崩す『バンカー』、『芝の薄いフェアウェイ』、『ラフ』の場合について考えてみました。
少しはお役に立てましたでしょうか。
今回は私がゴルフを始めた頃にスコアを崩していた項目について書いてみたいと思います。
これは安定してスコア80台前半を出すまでに起こしていた大きな『ミス』です。
この『ミス』を減らす、無くす事によりスコアが落ち着いてきました。
その後もう少し細かい事(『ミス』)に気を付ける事、得意技を身に付ける事、気を付けるようにする事によって70台が出るようになってきました。
詳しくは本文でまとめますのでご参考にしてスコアを作って頂ければ嬉しいです。
『ミス』について考えていきます。
ⅰ)アドレスの向き:目標と反対側にも基準点を作る。
構えは打ち出す方向に胸が平行になるようにしますがその構える際に
どこを基準に目標を取っておられますでしょうか。
多くの方々はボールと目標との間に何かしらのポイント取りその〖3点〗を
繋いで構えられていると思います。
アドレス自体はそれでほぼ目標までのラインに平行に構えられているとは
思います。
しかしクラブヘッドの動きで考えたらそれだけでは不十分です。
一般的なスイングではクラブはインサイドから下りてきてストレートな部分で
インパクトし、そしてインサイドに抜けて行く事が基本です。
インサイドアウト、インサイドイン、アウトサイドイン、等スイングタイプは
いろいろとあります。
クラブヘッドの動きは大雑把に言って楕円の半分のような動きになります。
どのようなスイングタイプでもそのような半円的な動きが極端に波打ったり
急に直線的になったりする事はありません。
クラブヘッドは動き始めたら急に止める事も急激にその軌道を変更する事は
出来ません。
フィニッシュの位置から考えるかトップの位置から考えるかは
どちらでも構いませんが、大雑把に考えてヘッド軌道の半円の動きの中で
その動きを極端に変える事は不可能です。
極端にスイングの曲率を変える事は出来ません。
しかしスイング中の動きではなくテークバックで極端な動きをしてしまうと
後の動きをコントロールする事が出来なくなります。
ヘッドの動きを歪みの少ない楕円の半円形にする為にはテークバックの
動きにも気を付ける必要があります。
プロ、上級者の方はテークバックよりインパクト以降フォローを
気遣うべきであると言われます。
しかし私のような素人や初心者の方はまずは全体の軌道を落ち着かせる為、
整理する為、きれいにする為、にはまずはテークバックを気にする必要が
あると思います。
ですので基準点を〖目標地点〗〖目標方向〗〖ボール〗〖目標後方〗の
〖4点〗で取る必要があります。
アドレスは体(胸・腹・腰)の向きだけではなくクラブヘッドの動きを
考慮に入れて目標を取りアドレスを作りましょう。
ⅱ)クラブ選択:一番迷うのはクラブとクラブの中間距離が残った場合だと思います。
そのような状況の場合、皆さんはどのように選択されていますでしょうか。
プロ、レッスンプロ、上級者の方々は基本的には大きめのクラブで距離を
コントロールする事がレッスンされています。
実際、ある程度ゴルフの経験を積んでくると(上達してくると)コントロールする
スイング(ショット)の方が良い結果を出せる事が分かってきます。
特にアイアンというクラブはフルショットばかりをするクラブではありません。
コントロールショットが出来てこそクラブの特性が発揮できますし、『ミス』を
減らしていく事が出来るのです。
しかし私のような素人や初心者の方にとってこの方法は最善でしょうか。
私の考えでは実力的にはまだ〖力加減〗〖距離〗〖方向性〗〖球筋〗等を
コントロールする事はなかなか出来ないと考えております。
ですのでまずコントロールするという〖考え方〗は一先ず置いておいて
短じか目のクラブで普通にしかし、しっかりとショットする必要があります。
皆さんコントロールしようとして『ミス』を発生させていませんか。
このような小さな事を確認し一つ一つ潰していく事でつまらない『ミス』を
無くす事が出来ます。
この一つ一つが一打の『ミス』になり段々にスコアを崩していくのです。
本来、飛距離や方向性をコントロールする為にはスイング、距離感、体の動き等が
ある程度しっかり出来上がっている必要があると考えております。
動きの中で何かを加減する事は非常に難しい事です。
特に緊張の中では、ほとんど『ミス』になってしまうと思われます。
私のような素人や初心者の方々は振り返ると理解頂けると思います。
スイングが出来上がっていない今はその事が大きな『ミス』を発生させる
可能性が非常に大となります。
可能性が大というよりこのような判断の『ミス』が結果として実践での『ミス』を
誘発してしまう事になってしまいスコアを崩していくのです。
ですので小さめのクラブで思い切って普通にショットする事をお勧めします。
但し、無理して距離を届かそうとするのではなくその使用するクラブの距離で
スイングしていきましょう。
元々、距離的に届かないショートするクラブを選択したのですから、力んで
無理矢理に届かせようとする事は止めて下さい。
それこそ『ミス』が『ミス』を呼ぶ事になってしまいます。
そして必要のない打数を追加するだけのまったく持って余計な、無駄な『ミス』を
するだけの事になってしまいます。
小さめのクラブでショットするという事は距離的には届かないかもしれません。
それでもある程度は距離に対応出来そうと考えられる何種類かのクラブの中で
小さめのクラブを選択したのですから極端にショートする事はないはずです。
結果的には目標の近くまではボールを確実に運べているはずです。
あとはアプローチやロングパットを頑張って何としてでもスコア崩さないように
全力を尽くすだけです。
ⅲ)傾斜地:状況はいろいろとありますが共通の注意点があります。
※右利きの場合を書きますので左利きの方は逆で考えて下さい。
<足場の傾斜の状況(ⅰ)>
①フラット:気持ちよくスイングして下さい。
➁つま先上がり:一般的にはフックが出やすいと言いますがプッシュアウトの方が
多いのではと思うくらいに出ます。
③つま先下がり:一般的にはスライスが出やすいと言われますが引っ掛けフック、
ライナートップ、チョロが出やすいです。
<足場の傾斜の状況(ⅱ)>
①フラット:気持ちよくスイングして下さい。
➁左足上がり:一般的にはフックが出やすいと言われますが右側に体重が
残る事によりトップ、チョロが出やすくなります。
※体重がアドレス時の右足側から、より外側(テークバック方向)に
動いてしまう。
③)左足下がり:一般的にはスライスが出やすいと言われますが左側に体重が
残る事によりダフリ、トップが出やすくなります。
※体重がアドレス時の左足側から、より外側(目標方向)に
動いてしまう。
<ボール位置と足場の関係>
①足場と平行:気持ちよくスイングして下さい。
➁足場より高い:一般的にはスイングがフラットになりフックが出易い言われます。
スイング中に体が起き易く(体重がつま先側から踵側)に移り
ボールから遠くなってしまいます。
それを調整する為に体、腕、関節が伸びてしまいます。
スイング中にアドレス時と比較して体が前後に大きく動く分、
体重バランスが大きく変わりスイングが安定しません。
それによりフラットなスイングが前後左右上下に波打ってしまい
空振りやチョロが出易くなります。
体のブレにより〖空間認識脳力〗にズレが発生しインパクトの
位置が認識出来ず大きな『ミス』の発生原因になります。
③足場より低い:一般的にはスイングがアップライトにスライスが出易いと
言われます。
足場が高い状況と同じように『空間認識脳力』にズレが発生し
大きな『ミス』の発生原因になります。
足場が高い場合との違いは前方に倒れていかないにする為に
逆に臀部に体重がかかり頭、胸、腹が起きてしまいます。
(椅子に座ったような体勢になる。)
結果として空振りやチョロが発生します。
<芝の状況>(以前に書いた通りですのでご確認下さい。)
①浅いラフ ➁中間のラフ ③深いラブ
ⅳ)球筋:曲がり方を一定方向に統一する。
◆曲がりを統一した方が目線のズレを小さくする事が出来る。
①DRからSW、LWまで球筋を統一する。
※曲がりを一方向にする為にはボールの回転を一方向にする必要があります。
たとえ曲がりが大きくなってしまい狙ったところより大きくズレたとしても
決めた方向に曲がったのであればOKとする。(自分に寛容にする。)
➁アプローチは短いクラブを使用する分フック系の球筋になり易いですが
スライス系の方はやはりスライスの球筋というように全てのショットを
同じ方向に曲がる球筋に統一した方が結果が出やすいと思います。
③パッティングも統一した球筋と同じラインを得意にするように練習する。
※基本的には統一した球筋のラインが得意になる筈です。
※球筋、クラブの種類(DRからPTまで)に関わらず全てのショットへ一定方向の
回転をかける事によって目線がズレないようになります。
その理由は球筋に合わせて体は動きますので統一した方が体に無理がなく
動く事が出来そして『ミス』を少なくする事が出来ます。
〖感性〗〖感覚〗で体は動きます。
目線がズレなくなるという事はスイングが安定するという事です。
大きく考えて上記の〖4点〗を少しづつ改善する事によってスコアは大きく短期間で改善されます。
意識して考えながら練習やコースでのラウンドをされると思ったより早く結果が出てきます。
完璧に改善する事は困難ですが少しの改善が大きな結果をもたらす事が分かって頂けると思います。
今回はこのあたりで終わりにします。
私のような素人のゴルフファーは当面の目標として〖スコア72以下〗(サブゼロ)を目指すのではなく
『スコア72+ハンデキャップ』をパープレーと考えてそのスコアを目指す事が目標です。
まず目標として設定すべき事はバーディーを量産する事、厳しい状況からパーを拾う事、技術力、
総合力をアップさせる事で大幅なレベルアップを目指す事ではなく、頭の中での『考え方』一つで
減らせる、無くす事が出来る『ミス』を一つ一つ潰していく事です。
特別難しい事をせずに潰せる『ミス』は何かを考えて、その部分整理し無くすように気を付ける事が
スコア改善の為の一番の近道です。
減らすべきは簡単な『ミス』です。
しかも頭を使った『考え方』=【イメージ】力で対応出来るものを潰す事が最優先事項です。
それが何かを『考える』事、そしてそれを無くす為の方法を『考える』事、それだけで
ハンデチャップ12までは楽に到達する事が出来ます。
繰り返しますが、原因を『考え』そして対策を『考え』、つまり『考える』事をベースに
ゴルフを組み立てる事が〖楽に〗〖楽しく〗〖簡単に〗〖節約し〗上達の秘訣です。
お読み頂きまして有難う御座いました。
次回はパッティングの上達の秘訣について書いていこうと思います。
GENSHI
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