GENSHIです。【人生を楽しむ】をコンセプトに自由に書いております。
しばらくゴルフについて書いておりましたが前回で一段落しましたのでこれからはもっといろいろな事を
自由に書いていこうと思います。
今回は好きな〖言葉&文字〗について書いていこうと思います。
今は病気療養中ですので一度に長い文を書いていく事がなかなか出来ません。
しばらくは短い文になりますが頑張って書いていこうと思います。
私は持病が幾つかあり寛解と再燃を繰り返しながらの生活を送っております。
その為、好きであった体を動かす事が出来難い時期があったり精神的に落ち着かなくなったりする事があります。
病気になる前は身体を動かす事によって気持ちをコントロールしておりました。
しかし身体を動かす事が出来難くなってからは何をすれば良いか長い事考えておりました。
いろいろ考えた中で元々本を読む事が好きでしたので〖文章〗〖文字〗〖言葉〗〖名言〗〖座右の銘〗等々
自分の今を助けてくれるものを本の中から拾ってみました。
子供の頃より考える基として一つの〖言葉〗を持っておりました。
しかしそれは漫然としたものでスッキリ整理出来たものではありませんでした。
その為、その考え方をベースに《座右の銘》を持ちました。
それは今でも人生を楽しむ為の基本の考え方としております。
皆さんも《人生訓》《座右の銘》《心の拠り所》等々、心に残っている〖言葉〗をお持ちだと思います。
〖言葉〗には不思議な力があります。
〖言葉〗は『声=音、リズム』『文字=形』『イメージ=創造』として表現されます。
その表現方法によって自分自身の気持ちを良くも悪くもコントロールする事が出来ます。
〖言葉〗だけではなく『文字』も同じです。
どちらも不思議な力を持っており自身で発した場合、他者から見たり、聞いたりした場合でどちらが効果的かは
その時と場合によりますがとても大きな効果を生み出します。
他者から声を掛けてもらったり自身で発したりする事で沈んだ気持ちから立ち直ったり、前向きに進めたり、
心が平静を取り戻したりする事は皆さんも体験済みだと思います。
文字にした場合は手の平に人の字を書いて(形として表して)飲み込むと気持ちを落ち着いたりします。
【イメージ】は特に重要であり音、リズム、形、いろいろな表現方法から今までに理解出来ずスッキリしない課題を
頭の中で画像として整理出来たり、全く新しいものを創造したりする事が出来ます。
人間はイメージ出来ない事は出来ません。
皆さんも物事を考えるベースとして、自身の判断基準を相対的なものではなく絶対的なものとする為に
大事に自身の心の中に一つだけ〖言葉〗を持って下さい。
その〖言葉〗は皆さんの人生を助けてくれたり、より楽しいものにしてくれるはずです。
今回は私の《座右の銘》を紹介したいと思います。
それは【燕雀安知鴻鵠之志哉】です。
一般的には【燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや】と書かれています。
●読み方:えんじゃく、いずくんぞ、こうこく、の、こころざし、を、しらんや
この言葉は❝陳勝❞という人物発したものです。
秦の始皇帝が戦国七雄を統一した後の二世皇帝の時代になります。
「三国志」時代よりかなり前の時代になります。
農民でありましたがその後兵士になり悪政に反旗を翻し農民の反乱[陳勝・呉広の乱]を起こし、次の時代の変化の
切っ掛けを作りました。
❝陳勝❞は元々は農民であり日雇い仕事をしている時に雇い主に対して日頃から大きな事ばかり言っていた為、
分不相応と馬鹿にされました。
その時に【嗟呼、燕雀安知鴻鵠之志哉】と発したのです。
参考までに簡単に意味を説明します。
<燕雀>ツバメやスズメのような小鳥 <鴻鵠>ヒシクイやハクチョウのような大きな鳥
『小さな鳥が大きな鳥の志が分かるものか』と気にもしなかったとの事です。
▲自分より劣っているものが大望を持っている者の気持ち、考えが理解出来る訳がない。
▲人それぞれ(十人十色)考え方があり他人の考え方は理解出来ないものである。
▲住む世界により考え方が異なっておりその世界を体験していないものが考えを理解できるはずはない。
▲思考はそれぞれ自由に展開しており全く同じ人間でない者同士が理解出来ない部分が存在する事は当然である。
一度読んだときに内容について上記くらいの考えを浮かべました。
何が❝陳勝❞が考えた事であるかは分かりません。
この〖言葉〗にどのような気持ちが込められているかは分かりません。
相手をどのように評価して発したのか自分をどのように評価して発したのかによってまたこの〖言葉〗を
受け取った側がどのように感じるかによって意味や評価が大きく異なってくるとは思います。
私は難しく、生意気、また能天気に物事を考えるのではなく自分にとって正しい物だと判断する基準として
〖言葉〗を考えておりますのでこの〖言葉〗は下記のように自分の中で理解し取り込んでおります。
◆自分自身の思考は自由であり無限である。
◆人の考えに右往左往する事なく物事を考えて対処する。
◆真実を追求する為には自分自身をしっかり持ちことである。
※ちなみに❝陳勝❞は兵士になってからは下記のような言葉も残しております。
《王侯将相寧有種也》
●読み方:おうこう、しょうしょう、いずくんぞ、しゅ、あらんや
●意 味:偉くなる(出世)事は生まれた時から決まっているものではない。
誰にでもチャンスはあり努力する事が重要である。
世の中にはいろいろな人がおり十人十色でいろいろな考えがある。
人の考え方、意見、忠告、等々は一旦は受け入れるがそれが自分の基本となる人生観と折り合いが付けられるか、 同調出来るか、どの部分が理解、同調できないかを判断する基準とし、思考は自由であると思っております。
上記の〖言葉〗の感じ方は《生意気・口だけ》《希望・大望》《自由・闊達》いろいろあると思います。
〖言葉〗は時代と共に使い方や、意味も変わってきます。
ですので自分に合った解釈をする事はあながち間違えではないと思います。
心に響いた〖言葉〗を自分に合った解釈を持って自分の心の支えにする事は、悩みを解決したり、気分を替えたり、
心を軽くしたり、気持ちを前向きにする為の拠り所となります。
〖言葉〗を大事にし、心の拠り所となるものを見つけると人生は楽に考える事が出来るようになります。
そうして心を軽くし人生をより楽しめればと考えております。
年齢と共にいろいろな事について[時間]をヒシヒシと感じるようになります。
人間の限界は大雑把に決まっております。
年齢なりに楽しむ内容は変わってきます。
20代で楽しい事は20代で、30代、40代で楽しい事はその年齢の時にすべきです。
それを60代、70代で楽しもうと思ってもそれほど楽しくはないと実感されていると思います。
ですのでその時代(年齢)に合った楽しみ方を見つける為にも〖言葉〗を大事にしましょう。
〖言葉〗は皆さんの心を豊かにし悲しみ、苦しみ、から解放してくれます。
しかし逆もあると言われるとその通りです。
しかしそれは意味、感じ方はその時の気分、気持ち、考え方に左右され表裏一体のものですから仕方のない事です。
ですので相対的価値観ではなく絶対的価値観を身に付ける為に〖言葉〗大事にし、自分がこれぞと感じられるものを
見つける事にチャレンジして下さい。
必ず自分にマッチした人生を楽しむ為に役に立つ〖言葉〗に出会う事が出来ます。
今回はこのあたりにします。
お読み頂きまして有難う御座いました。
〖言葉〗につきましてはゴルフヒント&レッスンの際にも書きましたが同じ〖言葉〗でも人それぞれ感じ方、
理解の仕方は異なっています。
ですので今後もいろいろな方が発した〖言葉〗についても感じた事、理解出来ない事、疑問に思っている事について
書いていこうと思います。
次回はいつになるか、何を書くか決めておりませんが体調をみながら書いていこうと思います。
またお読み頂ければ幸いに存じます。
GENSHI
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